特に FX 初心者が最初に苦悶する疑問について考えてみました。
エントリータイミングがおかしい
理想的なエントリーとは、自分が思った通りに相場が動いてくれた時ですが、そうならないということは、自分の分析が間違っているのです。これはつらいことで、悔しいですが、まずそれを理解しないとだめなのですよね。
私も FX を始めた頃は 「一番高いところで買って、一番低いところで売る」 のが得意でしたw
そして、なぜ逆に入ってしまったのかの理由を考えなければいけません。
ずっと一方方向へ進み続ける相場はない
確かに、特に売られる時は一方方向へ進み続ける事も多々ありますが、例えばドル円が 120 円だったとして、それが下落し続けて一日で 10 円になるでしょうか？もしそういう動きをするなら、アメリカが崩壊した時でしょうが、幸いなことにそれは今までなかったです。
相場というものは、トレンドを形成しながらも、常に上下を繰り返しながら動きます。
だから、長い目（長い足）で見て、どっちに向かっているのかを冷静に分析する目を養います。
主観が入ると、「なんとなく安いからロング」 とか 「なんとなく高いからショート」 と思ってエントリーしてしまいます。それはだめです。
相場の世界は、自分の思惑を全く考慮しません。
大切なことは、常に上下に動く 「転換点」 を見極める目です。
短い足（1 分足や 5 分足など）でのスキャルピングは、その転換点を瞬時に判断し続けなければいけないことから上級者向けなのだと思います。楽しさはありますけど。
多くの人が意識するポイントを探す
チャートを正しく分析するには、自分以外の多くの人がどう思っているかをどこまで想像できるかが大切です。よくあるたとえ話ですが、チャートを見て、何度も跳ね返されているポイントが必ず見つかります。
「サポートライン」 や 「レジスタンスライン」 と呼ばれるそこが、多くの人が意識するポイントなのです。
自分以外の多くの人がどう思っているか、を常に意識してチャートを観察します。
チャートの観察方法については、また別のエントリーで書こうかと思います。
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