ネットワークビジネスをどう考えるか

ネットワークビジネスについて考えて見ます。私はネットワークビジネスをやっていませんし、むしろ誘われて断っているのですが、手法自体はアリだと思っています。

ネットワークビジネスについて考えて見ます。私はネットワークビジネスをやっていませんし、むしろ誘われて断っているのですが、手法自体はアリだと思っています。

ネットワークビジネスの実際

結果をどう捉えるかにもよりますが、勧誘しているような彼らが大好きなフレーズである「経済的自由」という意味であれば、その通りになっている人はもちろんいますが、そうなっていない方も多いでしょう。でも、ずっと（がんばって）続けていれば、確かに普通の会社員よりは伸びしろはあるのかなとは思います。

ネットワークビジネスのメリット

1. 不労所得
   これしかないですね。

ネットワークビジネスのデメリット

1. 時間がなくなる
   本気で取り組まないと結果が出ない世界です。平日働いている方は、週末ごとにセミナーやら勧誘やらが入ってくるので自由な時間がなくなります。旅行なんか行けません。
2. 知り合いがいなくなる
   今はこういう露骨なやり方はしていないようですが、知人には勧めやすいのでやり方によっては孤立してしまいますね。
3. なんだかんだで会社員でしょう？
   実はこれが一番のデメリットと私は考えます。

ネットワークビジネスはフランチャイズ

ネットワークビジネスをやること（自分でイチから構築するのではなく）は、開業資金が少ないフランチャイズを始めることだと思っています。

ネットワークビジネスで一番成功しているのは、そのネットワークビジネスを考案した人です。巷にあるような、すでに会員数が多いネットワークビジネスを始めるというのは、
コンビニの近くにコンビニを新たに出店するようなもので、かなり大変ということです。

そしてなによりも、そのネットワークビジネスの会社が倒産したら、すべての不労所得は消えます。勧誘する彼らは、「自分の事業を持たなきゃだめだ」と言いますけど。

 やる気次第

例えば自分が会社員だとして、死ぬ気で働いて会社に貢献した時に、その見返りがどの程度あるかと考えると、日本の殆どの会社はいきなりボーナスを何百万単位で出したりしません。ネットワークビジネスは、いわばそのあたりのチャンスが大きいので、人によってはハマるのでしょう。

個人的には、ネットワークビジネスをやるメリットが感じられないです。また、堂々とビジネスモデルを説明して、勧誘している人がいない部分は嫌いです。

最近は、勉強会やセミナー、スポーツイベントなどと称して人集めを行っています。最初はネットワークビジネスだと明かさないで活動している部分はちょっとどうかと思います。一般的な日本人の感覚からすると、人の稼ぎを自分の懐に入れるという部分が馴染まないので、そういうやり方になるのはわからんでもないですが。

ただ、愛読書に「金持ち父さん貧乏父さん」を薦めて、将来を煽ってそっち方向へ勧誘している部分は嫌です (笑)。