今週の外為市場のポイント ドル円は下方向へのリスクが高い状況 ドル円は下落リスクが高い 依然くすぶる下落リスク - 三菱 UFJ 銀行, FX Weekly ドル安の流れは続く可能性が高い。リスクオンにより、ペースや値幅は限られるとみられるが、ドル円も...
今週の外為市場のポイント
- ドル円は下方向へのリスクが高い状況
ドル円は下落リスクが高い
依然くすぶる下落リスク - 三菱 UFJ 銀行, FX Weekly
ドル安の流れは続く可能性が高い。リスクオンにより、ペースや値幅は限られるとみられるが、ドル円も下落リスクの方が高いだろう。
105 円割れも視界に入れる必要があり、その場合は直近安値 104.20 円が意識されそうだ。
一方、今週同様にクロス円は堅調に推移する可能性が高いが、コロナ禍の終息が見通せない限り、リスクオンは修正を迫られる可能性が高い。上値追いには慎重な姿勢が求められよう。
105 円割れも視界に入れる必要があり、その場合は直近安値 104.20 円が意識されそうだ。
一方、今週同様にクロス円は堅調に推移する可能性が高いが、コロナ禍の終息が見通せない限り、リスクオンは修正を迫られる可能性が高い。上値追いには慎重な姿勢が求められよう。
ドル円は安値更新?
ドル反発は短命、お盆明けに安値更新か
ドルは上値の重い展開となりそうだ。急ピッチな下げの反動で切り返しを想定する声もあるが、上値には戻り売りが待ち構えており、反発は短命に終わる公算が大きい。経験則的にも、ドルはお盆明けに安値を更新することが多い。
反発局面は「格好の戻り売り機会」との指摘も多い。仮に米議会が早期合意にこぎ着けても、財政出動が景気を下支えすれば、リスクオンムードが強まってドルは売られやすくなる。
反発局面は「格好の戻り売り機会」との指摘も多い。仮に米議会が早期合意にこぎ着けても、財政出動が景気を下支えすれば、リスクオンムードが強まってドルは売られやすくなる。
三連休明けの火曜日は、本邦勢がドルを買うと思われますが、そこはリスクオンのドル買いに向かうのではなく、戻り売りの機会を狙うべきチャートの形状になっています。
テクニカル的には下降トレンドは継続中。割ってしまった 106 円のラインがレジスタンスへと変わっていること、25 日移動平均線と 50 日移動平均線の帯が徐々に拡大しつつあること、それらを考えると、107 円まで戻るにもかなりのエネルギーが必要な状態です。
予想:104.00 ~106.50