次のテーマ待ち ドル円は一週間を通して往って来い。もみ合いが続いています。 需給としてのドル買いというテーマが終わっているため、次のテーマを探している状況です。 本来であれば年度が始まったことによる本邦勢の買いも見られるでしょうが、今のコロナウィルスの感染拡大という状...
次のテーマ待ち
ドル円は一週間を通して往って来い。もみ合いが続いています。需給としてのドル買いというテーマが終わっているため、次のテーマを探している状況です。
本来であれば年度が始まったことによる本邦勢の買いも見られるでしょうが、今のコロナウィルスの感染拡大という状況を考えると積極的な投資はできず、ドル円に関してはしばらくは小幅な値動きが続くかもしれません。
50 日移動平均線の傾きが上に向いてきたことで、買われやすい地合いに変化しつつあるように見えますが、MACD の傾きを見ると、これはもみ合いのサインに感じます。
107 円 ~ 110 円というレンジでもう少しもみ合うかもしれません。
ドル円に関しては、レンジに引きつけての逆張りも有効になるかもしれません。
予想:107.00~111.00
来週の相場予想サマリー
ソース | 予想レンジ | 予想 | 概要 |
三菱UFJ銀行 | 107.00~109.25 | 弱気 | FX Weekly 来週は今週とは逆にドル高と円高が並走する可能性が高い。この場合、ドル円の値幅は引き続き抑制されるとみられる、クロス円の反落(円高)が見込まれる。 また、先週号でも指摘の通り、期末を通過したことによってドル資金の需給ひっ迫度合いは和らいでいる。加えて、FRBによる資産買い入れの拡大、各国中銀との通貨スワップ、米国債を担保とするレポ取引などもドルの流動性を高め、徐々にドル高に歯止めをかけていくと考えられる。この為、ドル円においても来週は、ややドル安円高に進む可能性が高いと予想する。 |
ロイター | 107.00~110.00 | 中立 |
来週の外為市場
外為市場では、資源国通貨、ユーロ、英ポンドの買い戻しの流れを受け、ドルは現状維持から若干ドル安気味の展開となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)の相次ぐ流動性供給策を受け、ドル需給の逼迫をテーマとする投機的ドル買いが沈静化したことが背景だが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて日本経済の大幅な落ち込みが確認されるなか、一方的なドル売り/円買いにはなりにくい。 |
FX羅針盤 | 107.00~110.00 | やや弱気 | 来週の為替相場見通し ドル円は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも続落リスクが警戒される。 日米欧の景気対策出尽くし感→リスクオン相場の終焉・リスクオフ相場の再開→クロス円下落→ドル円連れ安に要注意。 |