年明けからドル円は急降下しました。構図としては 2015 年 9 月の急落と同じなのではないかと思います。
年明けからドル円は急降下しました。構図としては 2015 年 9 月の急落と同じなのではないかと思います。
7 日に中国人民銀行(PBOC)が発表した外貨準備高は、2014 年 12 月末時点より 5,000 億ドル減少しています。この値そのものが信用できないというそもそもの話もありますが、人民元相場を支えるためには、中国はドルを売り続けるしかないのです。
中国がドル売りを続ける限り、ドル円もまた頭が非常に重くなることは間違いないです。中国の景気減速という話は当然のことながら最も近い日本に一番跳ね返ってきます。日経平均とドル円は、もはや中国市場と連動しています。
ただ、これは暗黙の了解としての話なので、米国にとってもデメリットが生じてくると、状況は変わってくるかもしれません。
中国がドル円に与える影響力
中国は表向きには IMF の SDR に組み込まれたことで、元の国際化と地位の工場に努めています。しかし、その裏側では景気減速抑制や資本流出を阻止するために「元買い/ドル売り」を継続し続けています。7 日に中国人民銀行(PBOC)が発表した外貨準備高は、2014 年 12 月末時点より 5,000 億ドル減少しています。この値そのものが信用できないというそもそもの話もありますが、人民元相場を支えるためには、中国はドルを売り続けるしかないのです。
中国がドル売りを続ける限り、ドル円もまた頭が非常に重くなることは間違いないです。中国の景気減速という話は当然のことながら最も近い日本に一番跳ね返ってきます。日経平均とドル円は、もはや中国市場と連動しています。
ただ、これは暗黙の了解としての話なので、米国にとってもデメリットが生じてくると、状況は変わってくるかもしれません。