マネックス証券の米国株オンラインセミナー 「9月のFOMCの結果は?」 を見てみました。講師は米国株に造詣が深い 広瀬隆雄氏 です。 大雑把にメモ。
マネックス証券の米国株オンラインセミナー「9月のFOMCの結果は?」を見てみました。講師は米国株に造詣が深い 広瀬隆雄氏 です。
大雑把にメモ。
大雑把にメモ。
FOMC 結果の解説
- FOMC が中国や世界経済を考慮したことは異例。
- 利上げについては 10 月の可能性も残す(かなり厳しい印象ではある)。
- FRB がフォーカスしていることは雇用とインフレ。失業率は今後もどんどん下げていく。インフレについては現段階では達成されていないが、雇用がもっと改善されれば、賃金が上がり始めればデフレ圧力は消えるはず。
- イエレン議長自身は、ドル高はそれほど長く続くとは思っていない。極端なドル高について懸念する。場合によっては口先介入でドルを下げることもあり得るのでは?
市場について
- 今後、二番底を試しに行く。ただし、ブル・ベア指数からみると、10 月半ば辺りから徐々に買い始めることが今後のチャンスを生む。ただし銘柄は選ぶこと。
チャートの形としては、Cup with Handle が米国人は大好き。そういう銘柄。 - 中国の減速については、今後米国の経済指標(データ)にも現れていく。ISM 製造業景況指数なども 50 を切っていくだろう。そうなるとドルに対してのトークダウンが出てくるだろう。
- 中国の人民元の再度の切り下げは可能性としては十分ありえる。
- 日本株は NG でしょうw
もともと米国株についてのセミナーなので為替については殆ど話題が出ていません。
ただ、イエレン議長自身がポロッと「ドル高を好まない」と発言したことについては注意が必要ですね。また、ISM 製造業景況指数の悪化によるドル安は明らかであるかもしれません。
今年の前半では上昇基調からさらなるドル高円安が予想されていましたが、ひょっとするとすでに転換を迎えているのかもしれません。