トレードで勝ち続けるために必要なのは、高度なテクニックや最新のインジケーターだけではありません。実はもっとも大事なのは「我慢する力」です。 今回は「我慢」の重要性について、7つの場面ごとに整理して紹介します。 注意点として、まずトレードルールが定まっていることが大前提です!...
トレードで勝ち続けるために必要なのは、高度なテクニックや最新のインジケーターだけではありません。実はもっとも大事なのは「我慢する力」です。
今回は「我慢」の重要性について、7つの場面ごとに整理して紹介します。
注意点として、まずトレードルールが定まっていることが大前提です!
① エントリールールまで我慢して待機
「今すぐ入りたい」という衝動を抑え、エントリー条件が整うまで待つことは、トレーダーにとって最初の大きな壁です。
焦って入ってしまっては、期待値の低いトレードになってしまいます。
② 含み益になっても我慢して保有
少し利益が出るとすぐに利確したくなるものですが、それでは利益を最大化できません。自分が決めた利確ポイントまでは我慢して保有することが大切です
③ 利確ルールになったら欲張らずに我慢して利確
「もう少し伸びるかも」という欲を抑え、決めたポイントで利確することが重要です。ルール通りに利確できるかどうかは、トレードにおいて非常に大きな差を生みます。
④ 負けた後に感情的にならず我慢して待機
損失を出すと、ついすぐに取り返そうとして無理なエントリーをしてしまいがちです。ですが、感情に流されたトレードは破滅への第一歩。我慢して冷静に次のチャンスを待ちましょう。
⑤ チャンスを見逃した後も我慢して待機
良いエントリーポイントを逃すと悔しくなり、次こそはと焦ってしまうことがあります。しかし、無理にポジションを取れば逆に損失を招きます。次の確かなチャンスまで我慢することが、安定したトレードにつながります。
⑥ ルール通りに損失を我慢して損切します
損失は誰にとっても辛いものです。しかし、損切りのルールを守ることが、長く生き残るためには欠かせません。
含み損を我慢して引っ張るよりも、ルールにしたがって潔く損切する方が結果的に資金を守れます。
⑦ どう動いても我慢して淡々とトレードを継続
相場が思い通りに動かなくても、自分のルールを守って淡々とトレードを続けることが大切です。どんな状況でもブレない姿勢を貫くには、強い我慢が必要です。
自分が定めたトレードルールが正しいのであれば、その通りに利益が積み上がるのですから。
チャートから離れることが究極の対策
我慢力を保つためには、あえてチャートから距離を取ることも有効です。
とくに、兼業トレーダーにとっては、四六時中チャートを監視するのは現実的ではありません。
アラート機能を使うなどして、チャートを見すぎない工夫をすることで、冷静さを保ちやすくなります。
まとめ
トレードは「我慢」が9割です。 エントリーから利確・損切、そして待機まで、すべてに我慢が求められます。 どれだけ分析力があっても、ルールを破って感情に流されてしまっては、継続して勝つことはできません。
「結局トレードは我慢」――このシンプルな真理を忘れず、日々のトレードに活かしていきましょう。