来週のドル円のポイント テクニカル的には強い売り圧力が継続 ファンダメンタルズ的にも、新型コロナウィルスの感染拡大によりリスク ドル年初来安値が視野に、対円も上値重い 来週の外為市場 - ロイター 来週の外為市場では、ドルの上値の重い展開が続きそ...
来週のドル円のポイント
- テクニカル的には強い売り圧力が継続
- ファンダメンタルズ的にも、新型コロナウィルスの感染拡大によりリスク
ドル年初来安値が視野に、対円も上値重い
来週の外為市場 - ロイター来週の外為市場では、ドルの上値の重い展開が続きそうだ。総合的なドルの値動きを示すドル指数が年初来安値を更新すれば、対円でも売り圧力がさらに強まる可能性がある。
ドル安はすでに、静かに進行している。ドル/円は103円台で下げ渋っているが、ドル指数は9月安値まであと一歩の水準まで下落。ここを下抜けると、18年5月以来2年半ぶり安値圏へ下落することになる。
予想レンジ:103.00 ~105.00
米感謝際明けのボラティリティ拡大に要警戒
来週の為替相場見通し - FX 羅針盤ドル円は、一目均衡表基準線及び転換線、ボリンジャーミッドバンドを下抜けした他、強い売りシグナルを示唆する三役逆転や弱気のパーフェクトオーダーも継続するなど、テクニカル的にみて、「地合いの弱さ」を印象付けるチャート形状となっております。
ドル円相場の下落(11/6に記録した約8ヵ月ぶり安値103.17を試す展開)をメインシナリオとして予想(米感謝祭明けのボラティリティ拡大に要注意)。
予想レンジ:102.50 ~105.00
リスク回避の円買い再び
チャート: Trading Viewドル円は 11/23 に 103.70 の下値を確認したあと、いったん 105 円まで切り返しましたが、その後 感謝祭前の流動性のない状態を経て、104 円をわずかに上回って越週しました。
テクニカル的には三角保ち合いのようなチャートになっていますが、前回 堅いと思われていた 103.70 を再度試しにいってもおかしくないような雰囲気はあります。
移動平均線も下向きのパーフェクトオーダーを維持しており、戻ったところでは常に売りが待ち構えていることには変わりありません。
どこで下値を固められるのかに引き続き注目です。
予想レンジ:103.00 ~104.50