2021年にはオーストラリアもマイナス金利導入か? 10月6日の豪準備銀行理事会で 0.1% へ利下げか? マイナス金利についても議論されている。ついに来年導入か? 豪準備銀行理事会 10 月 6 日に豪準備銀行理事会(RBA)が開かれます。 デベル RB...
2021年にはオーストラリアもマイナス金利導入か?
- 10月6日の豪準備銀行理事会で 0.1% へ利下げか?
- マイナス金利についても議論されている。ついに来年導入か?
豪準備銀行理事会
10 月 6 日に豪準備銀行理事会(RBA)が開かれます。
デベル RBA 副総裁は 9 月 22 日、政策の選択肢に為替介入やマイナス金利が含まれると発言。経済にとって低めの為替レートは確実に有益だとの考えも示しました。
これを受け、ウエストパック銀行は、政策金利および 3 年債の目標利回りを 0.25% から 0.10% へと引き下げると予想。
10 月の RBA の政策金利発表と、声明文に注目です。
仮に、金利据え置きで、声明文にもハト派の内容が見られなかった場合、豪ドルのさらなる買い戻しの可能性もあり、神経質な動きとなりそうです。
このイベント以外には、近づく米大統領選挙の動向も豪ドルの動きに影響を与えます。
特に、トランプ政権の新型コロナウィルス感染により、リスクオフの地合となっています。
株が乱高下する局面では、豪ドルは不安定になりやすく、注意が必要です。
抜けた方に仕掛ける
チャート: Trading View9 月下旬に下げた局面から、自律反発が完了した段階です。
200 日移動平均線が肝で、実体で 74 円を下回った場合、さらなる下落が起こる可能性が高いです。
週足では、長期移動平均線の雲にサポートされ、上昇した段階。
ここから上昇しそうな雰囲気もありますが、78 円へのトライが一度だけで、その後大きく下落しているチャートを見る限り、上値は重そうな雰囲気。
77 円程度まで戻せない場合、上値の重さを嫌気して下落しそうです。
リスクオフと利下げが重なった場合がメインシナリオで、まずは 72 円を目指す展開を予想します。
なお、RBA 前に焦ってエントリーするのは危険です。
終了後に方向性を確認してからエントリーしてもよいと思います。