来週の外為市場のポイント 菅新首相誕生で日本独特の「ご祝儀相場」があるか? 日米欧のイベントが目白押し FOMC 開催後の米長期金利に注目 日米イベント目白押しの一週間 FX Weekly - 三菱UFJ銀行 来週は日米で大きなイベントが予定さ...
来週の外為市場のポイント
- 菅新首相誕生で日本独特の「ご祝儀相場」があるか?
- 日米欧のイベントが目白押し
- FOMC 開催後の米長期金利に注目
日米イベント目白押しの一週間
FX Weekly - 三菱UFJ銀行来週は日米で大きなイベントが予定されている。
- 9/15〜16 米FOMC
フォワードガイダンスの延長がメインシナリオ。 - 9/14 自民党総裁選挙
7年8ヵ月ぶりの本邦首相交代イベントは、ご祝儀的な本邦金融市場独特の動き(円安バイアス)がかかりやすい。 - 9/16〜17 日銀金融政策決定会合
同時並行的に政治で大きなイベントがあるタイミングゆえ、基本的に日銀は静観の構え。17 日の黒田総裁記者会見では、新政権発足にあたり、日銀として政府との共同声明の取り扱いを含めて協調姿勢に変化があるのか。
ドル円相場の見通しという点においては、基本的に方向感を持った大きな動きにはならないと考えている。ただし、リスクの方向性は円安優勢だろう。
予想レンジ:105.25 ~107.25
FOMC や自民党総裁選に要注目
fx weekly - DZHフィナンシャルリサーチドル円はもみ合いか。14 日の自民党総裁選後には円安が想定されるが、それを 15-16 日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融緩和強化によるドル安が抑え込むか。
14 日の自民党総裁選では、菅官房長官が第 99 代内閣総理大臣に選出される可能性が高まっている。アベノミクスが継承されることで、日本株高・円安の流れが継続する可能性が高まるか。年内の衆議院解散・総選挙の可能性も高まっており、米大統領選と日本の総選挙に要警戒となる。
予想レンジ:105.00 ~107.00
ドル円は一進一退か、日米欧に不透明感
円高リスクを警戒 日米英の中銀イベント目白押し - ロイター来週の外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀決定会合、イングランド銀行(BOE)の金融政策委員会と、中銀イベントが目白押しとなる。
米国を中心に株価下落に対する警戒感が根強いことや、英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)を巡る協議が暗礁に乗り上げていることでリスク回避の環境が広がりやすく、円高リスクが意識されやすい。
予想レンジ:105.00 ~107.00
上昇を待つ
チャート: Trading View- もみ合いすらならない、静止したドル円
- 政治イベントも、レンジを突破するには材料不足
ドル円は、105 円から 107 円の間という非常に狭いレンジのうえ、さらにその中央値 106 円でピタリと止まっている不思議な通貨になってしまいました。
テクニカル的には、MACD がそろそろ 0 ラインを超えそうな状態。
新首相誕生というイベントにより、日本特有の「ご祝儀相場」によりドル円も共連れとなり、やや上昇するかもしれません。(直前の日経は、前日のダウの大幅下落に対し、上昇して終わるという珍しいパターン)
基本的には円安方向でしょうが、レンジを突破するにはやや材料不足。
基本的には逆張り戦法となります。
予想レンジ:105.00 ~107.00