来週の外為市場のポイント 104 円への下攻めは失敗。ひとまず上方向だが、上値は限定的 米 9 月雇用統計の影響は限定的 不安定化する市場 FX Weekly - 三菱UFJ銀行 米大統領選まで 1 ヵ月半を切り、損益確定の売りに押されやすい時間帯へ...
来週の外為市場のポイント
- 104 円への下攻めは失敗。ひとまず上方向だが、上値は限定的
- 米 9 月雇用統計の影響は限定的
不安定化する市場
FX Weekly - 三菱UFJ銀行米大統領選まで 1 ヵ月半を切り、損益確定の売りに押されやすい時間帯へと入りつつある。来週も引き続き米国をはじめ株式相場の不安定な値動きが見込まれる。
こうした状況では、持ち高の調整や整理が優先されやすい地合いと言え、ドルも下げ渋り、ドル円も小じっかりと推移しそうだ。
ただし、ドルの買戻しが一巡した後、ドル円が再び下値を模索する可能性は高いと考えられ、その動きが来週訪れる可能性にも留意したい。
予想レンジ:103.75 ~106.25
米9月雇用統計とコロナ対策法案に要注目
fx weekly - DZHフィナンシャルリサーチFRB が 2023 年までゼロ金利政策を維持することを示唆したこと、米中対立激化、欧米での新型コロナウイルス第 2 波への警戒感が高まっていること、過去最大規模の米財務赤字や米国債格下げ懸念等、ドル円の上値は限定的だと予想される。
予想レンジ:102.00 ~107.00
ドル高の持続性を見極め、105円台軸にじり高か
来週の外為市場 - ロイター来週の外為市場はドル高の持続可能性を見極める時間帯となりそうだ。
これまでドルの支援材料だった米国株の調整、ユーロ圏での新型コロナウイルス感染再拡大、投機筋のユーロロング圧縮などが引き続き材料視されれば、現行の105円台からドルがじわじわ買い進まれる余地がある。
10月2日には9月の米雇用統計が発表されるが、為替相場への影響は限定的との見方が多い。
ユーロについては、投機筋のユーロロングは利益確定売りで減っているが、ユーロが今後どんどん下値を切り下げるイメージもない。対ドルでユーロを売っても対ポンドではユーロ買いとなり、ユーロ全面安のシナリオは描きにくい。
一方、ポンドは英国のハードブレグジットへの懸念や、金利面でも下げ余地があるとみる参加者が多い。
モルガン・スタンレーのエコノミストは、英国が EU と FTA で合意できなければマイナス金利が導入される可能性があるとの見方を示した。
予想レンジ:104.50 ~106.50
104円〜106円のレンジへ移行
チャート: Trading View- ドル円の上値は重い
- 戻り売りを待つ局面
ドル円の下攻めは失敗。
104 円を下限として、再びレンジ相場へと移行しました。
ドル円に関しては実需やファンダメンタルズの影響が大きすぎるため、テクニカルを無視し、ひたすらレンジ内で淡々とトレードをする感じですね。
今週に関しては、上値が重い展開が予想されますが、どこかで戻り売りを狙いたいところです。
予想レンジ:104.00 ~106.20