a 来週の外為市場のポイント ドル円は上にも下にも動かない 新型コロナ第 2 波リスクがテーマ? 地政学リスク 一週間で一円しか動かないドル円 ドル円は、上に動いたかと思えば戻り、下に抜けたかと思えば戻り、週足の値幅は約 1 円。日経にも連動せず、リス...
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つまり、触るだけ時間の無駄といった感じです。
一応、もっともらしいヘッドラインとしては、新型コロナ第2波リスクが上がっています。
世界中で経済活動が徐々に再開される中、新型コロナの感染拡大の懸念が再度広がっています。
地政学リスクが高まった場合、ドル円は一気にリスクオフの円高に振れる可能性があります。
テクニカル的には、長期の移動平均線も下方向への角度を大きくしてきており、流れは下向いています。106.50 円を割った場合、その下に 106 円のサポートが待ち構えていますが、これらを下に抜けた場合、円高圧力が一気に高まる可能性も否定できません。
きっかけがあれば、下に大きく動きそうな雰囲気です。
来週の外為市場のポイント
- ドル円は上にも下にも動かない
- 新型コロナ第 2 波リスクがテーマ?
- 地政学リスク
一週間で一円しか動かないドル円
ドル円は、上に動いたかと思えば戻り、下に抜けたかと思えば戻り、週足の値幅は約 1 円。日経にも連動せず、リスクオンでも追随せず、毎日仲値で銀行が買っているだけの相場が続いています。つまり、触るだけ時間の無駄といった感じです。
新型コロナ第2波リスクがテーマという相場?
今年は早くも夏枯れなのか、特に材料がないというのもそ相場が動かない理由です。一応、もっともらしいヘッドラインとしては、新型コロナ第2波リスクが上がっています。
世界中で経済活動が徐々に再開される中、新型コロナの感染拡大の懸念が再度広がっています。
地政学リスク
全米各地で活発化する人種差別抗議デモ、インドと中国の衝突リスク、朝鮮半島を巡るリスク、これら地政学リスクが浮上してきましたが、実はこれらはマーケットに織り込まれていません。地政学リスクが高まった場合、ドル円は一気にリスクオフの円高に振れる可能性があります。
材料待ちの円高圧力
ファンダメンタルズとしては、市場参加者の「迷い」が見て取れます。リスクオンだけで上に行くには不安が大きすぎるし、かといって過度に警戒したことで、上昇機運を逃したらどうしようという板挟みの状態です場。テクニカル的には、長期の移動平均線も下方向への角度を大きくしてきており、流れは下向いています。106.50 円を割った場合、その下に 106 円のサポートが待ち構えていますが、これらを下に抜けた場合、円高圧力が一気に高まる可能性も否定できません。
きっかけがあれば、下に大きく動きそうな雰囲気です。
予想:106.00~107.30