今週のポイント 本邦勢は GW の連休。東京時間は ほぼ動かない。 テクニカル的には下方向だが、下攻めに失敗したことで、再び 109 円を目指しそうな兆し。 コロナウィルスについては、むしろポジティブなニュースに注意 MACDを注視 まず、本邦勢は G...
今週のポイント
- 本邦勢は GW の連休。東京時間は ほぼ動かない。
- テクニカル的には下方向だが、下攻めに失敗したことで、再び 109 円を目指しそうな兆し。
- コロナウィルスについては、むしろポジティブなニュースに注意
MACDを注視
まず、本邦勢は GW に入っているため、ロンドンとニューヨーク時間のみ動く見込み。
ファンダメンタルズとしては、なんといっても新型コロナウイルスの話題ですが、世界的には、徐々にロックダウンが解除されるかも、という状況になってきています。
ポジティブなニュースによるリスクオン(株は既にリスクオン)に注意が必要です。
テクニカル的には、直近では、107 円のレンジが割れたかも? という状況でしたが、下攻めに失敗しています。
MACD は下方向からやや横ばいに変化。
週半ば以降に新型コロナウイルスのワクチンに関するポジティブなニュースが出て、一気にリスクオンに傾くようにも見えます。
今年の 5 月は、Buy in May になるかもしれません。
ただし、中・長期的に見ると、どう考えても積極的にリスクオンが継続する地合いではありません。
長期投資の種を蒔きつつ、基本的には短期売買に終始する戦略がいいと思います。
予想:106.00~109.00
来週の相場予想サマリー
ソース | 予想レンジ | 予想 | 概要 |
ロイター | 105.005~109.00 | 中立 | 来週の外為市場 意外な円安進行に注意。 円は参加者の持ち高がすでに買い持ちに傾いており、一部都市の封鎖解除などを手掛かりに売られやすくなっているという。 IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取り組み状況をみても、円は3月半ばから買い越し基調が継続している。世界の投機筋は小幅だが、すでに円を買い上げている。 |
FX羅針盤 | 105.00~108.00 | 弱気 | 来週の為替相場見通し ドル円は「下落リスク」が警戒される。 ファンダメンタルズ的には、米FRBによる量的緩和継続(ドル売り要因)や、米経済指標の不冴な結果(ドル売り要因)、本邦経済のリセッション懸念(デフレ懸念台頭→円の実質金利低下→円高)、原油先物価格の不安定化(株安・円買い要因)、米中対立再燃リスク(株安・円買い要因)が重石になると見られる。 週末(各国の連休入り)を前にポジション調整の動きが活発化しており、テクニカル的にも三役逆転が消失。 上方には一目均衡表転換線や、一目均衡表雲上限、ボリンジャーミッドバンド、200日移動平均線など複数のレジスタンスポイントが控えており、ここから先の続伸は容易ではない。 |