110.30 円を超えられるか? 予想:108.50~110.50 ドル円は110円手前で行く手を阻まれている状態。 ファンダメンタルズとしては、新型コロナウイルスのポジティブなニュース待ち。日本でも感染が拡大していくようだと、上昇は難しくなるでしょう。 ...
110.30 円を超えられるか?
予想:108.50~110.50
ドル円は110円手前で行く手を阻まれている状態。
ファンダメンタルズとしては、新型コロナウイルスのポジティブなニュース待ち。日本でも感染が拡大していくようだと、上昇は難しくなるでしょう。
テクニカル的には 未だに買い方有利な状態。
110.30 円は非常に重要な抵抗線で、110円というきりの良い数字にも近く、ここに集中しているであろうストップを刈ると、110.60 円近辺まで勢いづく可能性は残っています。
とはいえ、ファンダメンタルズ的にかなり弱気なので、110 円を超えた後でも、定着できるかは難しいかもしれません。
今年のドル円は二週間の周期で上下を繰り返しており、日柄的に、2月下旬でどのような動きを見せるかに注目。
来週を 110.30 円を超えている状態で終えると買い方有利な状態が継続。
109 円前半まで落ちた場合(50日移動平均線を割れる)、3月にかけて下落リスクが非常に高まってきます。
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一目均衡表分析 |
価格が落ちてくるようだと、中立→弱気 の流れに移りやすくなるでしょうね。
来週の相場予想サマリー
110円の定着がカギ。新型コロナウイルスによるヘッドラインリスクが高い状態。ソース | 予想レンジ | 予想 | 概要 |
三菱UFJ銀行 | 108.50~110.50 | 中立 | FX Weekly 引き続き米国の株式相場の続伸や本邦勢の円売りを支えにドル円が直近高値 110.30 を試す展開はありそうだ。とは言え、中国を起点に、新型コロナウイルス感染拡大への懸念は寧ろ高まりつつある。市場の楽観論とは裏腹に事態が長期化する可能性が低いとは言えず、中国を含むグローバルなサプライチェーンへの打撃も不可避となろう。 米国を含む世界の実体経済への下押し圧力には警戒を要する上、先述の通り、これまで米国の株式相場を下支えしてきた一因でもあるFRBの資金供給も徐々に絞られる方向性が示された。市場心理が再び悪化する可能性が低いとは言えず、それほど深くはないにせよ、109 円台を割り込む展開も大いに有り得るとみる。 |
ロイター | 108.50~110.50 | 中立 | 来週の外為市場 新型肺炎による世界経済の減速懸念を背景とするリスク回避の強弱が鍵を握りそうだ。リスク回避が強まれば円が買われやすい一方で、過度な懸念が後退すればドルが110円台に定着する余地もある。 テクニカル面では、今年に入ってドルは一度も110.30円を超えたことがなく、同水準が上値抵抗線として市場参加者に意識されているが、110.30円を上抜けできれば、損失確定のドル買戻しが流入することが見込まれ、ドル高に弾みがつきそうだ。 |
FX羅針盤 | 108.00~110.50 | 弱気 | ドル円は、テクニカル的に「底堅さ」を見せつつも、ファンダメンタルズ的な弱さが「続伸を阻む」シナリオが想定される。 来週発表される一連の米経済指標(ニューヨーク連銀景況指数や、生産者物価指数、住宅着工件数、景気先行指数、中古住宅販売件数など)が冴えない結果となれば、「米景気減速懸念→米利下げ観測再燃→米長期金利低下→ドル売り」の経路で、ドル円が再度押し下げられるシナリオも想定される。 引き続き、ドル安・円高をメインシナリオとして予想(心理的節目110円丁度や、年初来高値110.30をバックに戻り売りが強まる展開。109.50を割り込めば市場参加者のストップSELLを誘発する恐れも)。 |