中国の陰に隠れて、2020 年は豪ドル円が重要な局面を迎えています。 豪ドルの特徴 豪ドルは以下のような特徴を持知ます。 輸出の半分以上を鉱物資源が占める資源国。 最大の貿易相手は「中国」。 リスクオンの場合は買われ、リスクオフの場合は売られやすい(金利による利ざや...
中国の陰に隠れて、2020 年は豪ドル円が重要な局面を迎えています。
現在、ファンダメンタルズ的に「豪ドルが積極的に買われる地合いではない」のです。
安値がジリジリと切り下がってきています。節目の 70 円でなんとかサポートされていますが、2月、3月にかけて再度この価格を試しに行く動きです。
新型コロナウイルスによる中国経済の減速と、オーストラリア国内の景気減速(および利下げ)がトリガーとなって、70円割れのレンジに移行する可能性が高いですね。
豪ドルの特徴
豪ドルは以下のような特徴を持知ます。- 輸出の半分以上を鉱物資源が占める資源国。
- 最大の貿易相手は「中国」。
- リスクオンの場合は買われ、リスクオフの場合は売られやすい(金利による利ざや狙い)。
2020年2月現在の状況
- 中国経済の減速に伴う先行き不安
- 森林火災による自国経済の先行き不安
- オーストラリア準備銀行(中央銀行)のさらなる利下げ
現在、ファンダメンタルズ的に「豪ドルが積極的に買われる地合いではない」のです。
豪ドル円月足テクニカル分析
豪ドル円は、2019年8月に、一旦 70 円割れを見ています。安値がジリジリと切り下がってきています。節目の 70 円でなんとかサポートされていますが、2月、3月にかけて再度この価格を試しに行く動きです。
新型コロナウイルスによる中国経済の減速と、オーストラリア国内の景気減速(および利下げ)がトリガーとなって、70円割れのレンジに移行する可能性が高いですね。