主要な経済指標のまとめと、ドル円相場の展開を考察します。
主要な経済指標のまとめと、ドル円相場の展開を考察します。
年の瀬に広がる安心感
予想レンジ:108.25 - 110.50
米中関係や英国のEU離脱を巡る不透明感が後退する中、来週も相応にリスク選好的な地合いが続くと予想。ホリデー・シーズンで休暇に入る投資家も増えるため、相場の流れは崩れ難くなっているとみられる。
ただし、市場が一通り反応した後だけに、一本調子で株高・円安が持続する絵は描き辛い。5月以来となる 110 円台に乗せる可能性はあるが、その領域では次第に上値の重さが意識されるだろう。
取引減少、ドル/円は変化率も過去最低更新へ
予想レンジ:108.00 - 110.00
来週の外為市場は、クリスマス休暇で取引高が激減する見通し。来年も大きな値動きは期待しづらいと予想する参加者が多いことが、足元の値動きをさらに鈍らせている面もある。
大手金融各社がまとめた来年の見通しによると、ドルの年末予想は101─105円付近へ集中。米国の金融緩和スタンスが重しとなってドルはやや切り下がるが、景気の底割れも見込みにくいため、値幅は小さなものにとどまるとの見方が主流だ。
今年も値動きが少なく、FX 自体やる意味あるのか? という年でした。
そして、その集大成である今週は、ボラティリティのない、年末相場になります。
株を中心に楽観的なムードが漂っていますが、ドル円は110円を超えられるかどうかという動きを見せています。
110円を超えた場合でも滞空時間は短くなるのではないかと思いますが、2020年相場にむけて、意外なリスクオンの流れができる可能性はあります。
相場が崩れると警戒する向きが多いですが、むしろ来年こそ前半に大相場が来るような気もします。
経済指標一覧(日本時間)
12/23(月)
- 22:30(加) 10月 月次国内総生産(GDP)
- 24:00(米) 11月 新築住宅販売件数
12/24(火)
- 08:50(日) 日銀 金融政策決定会合議事要旨
12/25(水)
- 休場:豪、NZ、英、米
12/26(木)
- 休場:豪、NZ、英、米
12/27(金)
- 重要な経済指標の発表は特になし
今後のドル円予想
三菱UFJ銀行
FX Weekly年の瀬に広がる安心感
予想レンジ:108.25 - 110.50
米中関係や英国のEU離脱を巡る不透明感が後退する中、来週も相応にリスク選好的な地合いが続くと予想。ホリデー・シーズンで休暇に入る投資家も増えるため、相場の流れは崩れ難くなっているとみられる。
ただし、市場が一通り反応した後だけに、一本調子で株高・円安が持続する絵は描き辛い。5月以来となる 110 円台に乗せる可能性はあるが、その領域では次第に上値の重さが意識されるだろう。
ロイター
来週の外為市場取引減少、ドル/円は変化率も過去最低更新へ
予想レンジ:108.00 - 110.00
来週の外為市場は、クリスマス休暇で取引高が激減する見通し。来年も大きな値動きは期待しづらいと予想する参加者が多いことが、足元の値動きをさらに鈍らせている面もある。
大手金融各社がまとめた来年の見通しによると、ドルの年末予想は101─105円付近へ集中。米国の金融緩和スタンスが重しとなってドルはやや切り下がるが、景気の底割れも見込みにくいため、値幅は小さなものにとどまるとの見方が主流だ。
ドル円の予想
予想レンジ:108.30 - 110.30今年も値動きが少なく、FX 自体やる意味あるのか? という年でした。
そして、その集大成である今週は、ボラティリティのない、年末相場になります。
株を中心に楽観的なムードが漂っていますが、ドル円は110円を超えられるかどうかという動きを見せています。
110円を超えた場合でも滞空時間は短くなるのではないかと思いますが、2020年相場にむけて、意外なリスクオンの流れができる可能性はあります。
相場が崩れると警戒する向きが多いですが、むしろ来年こそ前半に大相場が来るような気もします。