2019年4月15日~19日の、ドル円相場の予想と今後の見通し。
2019年4月15日~19日の、ドル円相場の予想と今後の見通し。
この為、投資家は、為替リスクをヘッジする代わりに信用リスクやデュレーションリスクを取って、原資産の利回りをヘッジコスト以上に高めるか、円売り切りのオープン外債を積み増すなど、全体の為替ヘッジ比率を引き下げる必要性が生じる。
後者の場合であれば、実際の円売りを伴うことから、ドル円を支えることになる。低ボラティリティ(=リスクオン地合い)が継続する限り、来週もドル円は底堅く推移しそうだ。
需給面もいくらかドル円の追い風となろう。これに予想を上回る米国の決算発表が重なれば、米長期金利もいくらか上昇すると見込まれる。その場合、直近高値(112.13)の上抜けも視界に入り、材料の程度次第で続伸もあり得よう。
もっとも、逆に言えば、こうしたリスクオンの地合いが途絶えた場合、投機筋による円の買い戻し圧力も高まるとみられ、ドル円は反落を余儀なくされよう。
利上げ局面の終了を意識して米国株式は上昇基調が続く可能性があり、米国株高を意識してリスク回避的なドル売りは抑制される展開となりそうだ。直近の雇用関連指標は良好であり、小売売上高やフィラデルフィア製造業景気指数などの経済指標が堅調だった場合、株高を通じてリスク選好的なドル買いに振れやすいだろう。
日本の大型連休が円の買い戻しを誘うとの指摘もある。日本が休日の際に取引量が激減、薄商いの下で円相場が瞬間的に暴騰する「フラッシュ・クラッシュ」が度々発生しているため、個人を中心とする円売り仕掛け派が持ち高を減らしておこうとするためだ。
円を売り仕掛けている海外勢も「日本の連休中に円が急騰するリスクは考慮している」(外銀)といい、買い戻しは国内勢にとどまらないかもしれない。
テクニカル的にも円の一段安は難しい。ドルは200日移動平均線が走る111円半ばをようやく突破したものの、同線は今年に入ってすでに2度、上抜けた途端に反落した事実上の上限。短期筋が戻り売りに動く根拠にもなっている。
その他の注目材料は、豪の中銀議事要旨発表や経済指標、中国の指標など。いずれも発表を通じてネガティブな思惑が高まれば、円が買われやすくなる。
二日間ひたすら上げ続けるという展開はかなり苦しいですね。
こういう時にドローダウンしてしまいます。
私もこの上げには全く対応できませんでした。
とはいえ、週が終わってみると、結局 同じ位置です。
テクニカル的にはかなり強い買いのようにも見えますが、ここはテクニカル無視の展開になると思います。
日本の10連休がそろそろ意識される中、大口がどういう仕掛けをしてくるのか、慎重に見極める展開になりそうです。
本音は、ショートしたいですけど。
経済指標カレンダー
4/15(月)
- 15:00 (日) 3月 景気ウオッチャー調査
4/16(火)
- 主要な経済指標の発表なし
4/17(水)
- 15:15 (日) 黒田日銀総裁 発言
- 20:45 (欧) 欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表
- 20:45 (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁 定例記者会見
- 21:30 (米) 3月 消費者物価指数
4/18(木)
- 15:00 (独) 3月 消費者物価指数(CPI)
- 21:30 (米) 3月 卸売物価指数(PPI)
4/19(金)
- 未定 (中) 3月 貿易収支
- 15:00 (独) 3月 卸売物価指数(WPI)
- 23:00 (欧) 2月 鉱工業生産
- 23:00 (米) 4月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
ドル円チャート予想
三菱UFJ銀行
FX WEEKLY
予想レンジ:110.00 - 113.00
低ボラティリティの持続性
ドル建外債投資の場合、為替ヘッジコストの高止まりが続いている。この為、投資家は、為替リスクをヘッジする代わりに信用リスクやデュレーションリスクを取って、原資産の利回りをヘッジコスト以上に高めるか、円売り切りのオープン外債を積み増すなど、全体の為替ヘッジ比率を引き下げる必要性が生じる。
後者の場合であれば、実際の円売りを伴うことから、ドル円を支えることになる。低ボラティリティ(=リスクオン地合い)が継続する限り、来週もドル円は底堅く推移しそうだ。
需給面もいくらかドル円の追い風となろう。これに予想を上回る米国の決算発表が重なれば、米長期金利もいくらか上昇すると見込まれる。その場合、直近高値(112.13)の上抜けも視界に入り、材料の程度次第で続伸もあり得よう。
もっとも、逆に言えば、こうしたリスクオンの地合いが途絶えた場合、投機筋による円の買い戻し圧力も高まるとみられ、ドル円は反落を余儀なくされよう。
FISCO
為替週間見通し
予想レンジ:110.00 - 113.00
米国株高持続の思惑でドルは底堅い展開か
今週のドル・円は底堅い展開か。3月19-20日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに慎重なハト派寄りの金融政策スタンスにシフトしたことを示唆する内容だった。利上げ局面の終了を意識して米国株式は上昇基調が続く可能性があり、米国株高を意識してリスク回避的なドル売りは抑制される展開となりそうだ。直近の雇用関連指標は良好であり、小売売上高やフィラデルフィア製造業景気指数などの経済指標が堅調だった場合、株高を通じてリスク選好的なドル買いに振れやすいだろう。
ロイター
来週の外為市場
予想レンジ:110.50 - 112.-50
来週は円反発に警戒、日米交渉と大型連休にらみ
来週の外為市場では、円の反発に警戒が必要だ。対ドルで年初来安値に接近する中、通貨安批判への警戒感が拭えない日米貿易交渉に加え、大型連休を控えて個人や一部短期筋が円売りポジションを圧縮する可能性があるとの声も出ている。日本の大型連休が円の買い戻しを誘うとの指摘もある。日本が休日の際に取引量が激減、薄商いの下で円相場が瞬間的に暴騰する「フラッシュ・クラッシュ」が度々発生しているため、個人を中心とする円売り仕掛け派が持ち高を減らしておこうとするためだ。
円を売り仕掛けている海外勢も「日本の連休中に円が急騰するリスクは考慮している」(外銀)といい、買い戻しは国内勢にとどまらないかもしれない。
テクニカル的にも円の一段安は難しい。ドルは200日移動平均線が走る111円半ばをようやく突破したものの、同線は今年に入ってすでに2度、上抜けた途端に反落した事実上の上限。短期筋が戻り売りに動く根拠にもなっている。
その他の注目材料は、豪の中銀議事要旨発表や経済指標、中国の指標など。いずれも発表を通じてネガティブな思惑が高まれば、円が買われやすくなる。
チャート予想
みんなショートしたい
予想レンジ:111.00 - 113.00先週の時点で上抜けを試すかと思いましたが、111.20 を割り込んだ事からショートかと思ったのですが、そこから猛烈なリバウンドがあったせいで、ショートポジションがかなりカットされたと推測されます。
二日間ひたすら上げ続けるという展開はかなり苦しいですね。
こういう時にドローダウンしてしまいます。
私もこの上げには全く対応できませんでした。
とはいえ、週が終わってみると、結局 同じ位置です。
テクニカル的にはかなり強い買いのようにも見えますが、ここはテクニカル無視の展開になると思います。
日本の10連休がそろそろ意識される中、大口がどういう仕掛けをしてくるのか、慎重に見極める展開になりそうです。
本音は、ショートしたいですけど。