2019年2月第2週(2月4日~8日)の、ドル円相場の予想と主要な経済指標のまとめから、マーケットの見通しを考察します。
2019年2月第2週(2月4日~8日)の、ドル円相場の予想と主要な経済指標のまとめから、マーケットの見通しを考察します。
2月1日発表の1月米雇用統計は市場予想を上回る強い内容だったことや、米中協議は進展しているとの見方が広がっていることから、年内追加利上げの可能性が再浮上した。ユーロ圏経済の減速傾向は変わっていないことを考慮すると、リスク回避のドル売りは目先的にある程度抑制される可能性が高いとみられる。
FRBのハト派転向がこの流れを支えることになれば、リスクオンムードの強まりとともに、外為市場ではドルと円が売られる公算が高まる。クロス円に上昇圧力がかかりやすく、足元では資源高が追い風となっている豪ドルや新興国通貨の買い/円売りが目立ってきた。
テクニカル的には25日移動平均線を越えてきました。楽観的なシナリオは描きづらいと思いますが、下落リスクはかなり和らいできていると思います。
警戒感を持ちながらロングでついて行くのが賢明かもしれません。ただ、動きづらい展開が予想されるため、こまめに利食いをしていくといいですね。
しばらくもみ合いの時間が続きそうですね。
経済指標一覧(日本時間)
2/4(月)
- 休場:中
- 19:00(欧) 12月 卸売物価指数(PPI)
- 24:00(米) 11月 製造業新規受注
2/5(火)
- 休場:中、香港、シンガポール
- 12:30(豪) 豪準備銀行 政策金利発表
- 24:00(米) 1月 ISM非製造業景況指数
2/6(水)
- 休場:NZ、中、香港、シンガポール
- 特に重要な経済指標の発表なし
2/7(木)
- 休場:中
- 21:00(英) イングランド銀行(BOE) 金利発表
- 21:00(英) 英中銀金融政策委員会(MPC) 議事要旨
2/8(金)
- 休場:中
- オプションSQ
- 22:30(加) 1月 新規雇用者数、失業率
ドル円予想レンジ
FISCO
為替週間見通し
予想レンジ:108.00 - 111.00
米経済見通し改善でリスク回避のドル売り抑制も
今週のドル・円は下げ渋りか。2月1日発表の1月米雇用統計は市場予想を上回る強い内容だったことや、米中協議は進展しているとの見方が広がっていることから、年内追加利上げの可能性が再浮上した。ユーロ圏経済の減速傾向は変わっていないことを考慮すると、リスク回避のドル売りは目先的にある程度抑制される可能性が高いとみられる。
ロイター
来週の外為市場
予想レンジ:107.00 - 109.-00
米金利と株価にらみ、売買交錯か
来週の外為市場は、米国の金利・株価動向に影響を受けやすい状況が続きそうだ。米連邦準備理事会(FRB)の「ハト派転向」(外銀)が米金利を押し下げればドルが売られ、株価を支えれば円が売られる展開となる可能性が高まるが、米中協議や英国の欧州連合(EU)離脱、欧米景気の減速懸念など、その流れに水を差す不透明要因も少なくない。FRBのハト派転向がこの流れを支えることになれば、リスクオンムードの強まりとともに、外為市場ではドルと円が売られる公算が高まる。クロス円に上昇圧力がかかりやすく、足元では資源高が追い風となっている豪ドルや新興国通貨の買い/円売りが目立ってきた。
私見
若干上向きに
予想レンジ:108.50 - 110.50ドル円は下値を試しましたが、下値は固く、下抜けに失敗したようです。
テクニカル的には25日移動平均線を越えてきました。楽観的なシナリオは描きづらいと思いますが、下落リスクはかなり和らいできていると思います。
警戒感を持ちながらロングでついて行くのが賢明かもしれません。ただ、動きづらい展開が予想されるため、こまめに利食いをしていくといいですね。
しばらくもみ合いの時間が続きそうですね。