ユーラシア・グループの 2016 年 10 大リスクが発表されました。
10大リスク（ユーラシア・グループ）
イアン・ブレマー氏が率いるユーラシア・グループは、以下のリスクを挙げています。今年もヨーロッパが引き続きリスクの火種になるとの見方が強いようです。また、IS についてはイラクとシリアを超えて拡大し、新たなテロの脅威は高まり続ける、との懸念を示しています。
他には、IT 関係者が政治的な発言力を増し、国の政策に影響を及ぼすとも予測しています。
- 同盟の空洞化
アメリカとヨーロッパの同盟の弱まり。米国の単独主義と欧州の弱まり。アメリカは大統領選挙を控えて、今後どのようにしていきたいのかが不透明。 - 閉ざされた欧州
IS への恐怖から、各国の閉鎖性が高まっている。欧州 26カ国を国境検査無しで移動できるシェンゲン協定が崩れる恐れがある。 - 中国の存在感
近年影響力を増す中国について。 - IS と友人たち
- サウジアラビア
- 科学技術者の興隆
- 予測できない指導者たち
- ブラジル
- 十分でない選挙
原文は以下にあります。けっこう読み応えがあります。
Eurasia Group
http://www.eurasiagroup.net/siteFiles/Issues/1512_Top_Risks_2016.pdf
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