11 月 23 日から 11 月 27 日までの、ドル円相場に影響しそうな経済指標のまとめと私的な考察です。
11 月 23 日から 11 月 27 日までの、ドル円相場に影響しそうな経済指標のまとめと私的な考察です。
下値焦点は、パリ同時多発テロを受けての 11/16 安値 122.215 と同日夕刻の戻り安値122.375。11/6 米雇用統計での急騰起点 121.90 後の戻り安値となる水準だ。下抜けると
90 日線 121.63、週足一目均衡表雲上限 121.44、200 日線 121.35 が抵抗帯になると推考している。
大きな山場を控え、米国の経済指標に一喜一憂しながらレンジでの取引が続くのではないでしょうか。
予想 : 122.20 - 123.80
経済指標
11/23(月)
- 24:30 (米) 10 月 中古住宅販売件数
11/24(火)
- 22:30 (米) 7 - 9 月期 四半期実質国内総生産(GDP 改定値)
- 23:00 (米) 9 月 ケース・シラー米住宅価格指数
- 23:00 (米) 11 月 消費者信頼感指数
- 24:00 (米) 11 月 リッチモンド連銀製造業指数
11/25(水)
- 08:50 (日) 日銀 金融政策決定会合議事要旨
- 21:30 (米) MBA 住宅ローン申請指数
- 22:30 (米) 10 月 個人消費支出
- 22:30 (米) 10 月 個人所得
- 22:30 (米) 10 月 前週分 新規失業保険申請件数
- 22:30 (米) 10 月 耐久財受注
- 24:00 (米) 10 月 新築住宅販売件数
- 24:00 (米) 11 月 ミシガン大学消費者信頼感指数
11/26(木)
- ドル円に関係する重要な経済指標の発表なし。
11/27(金)
- 08:30(日) 失業率・有効求人倍率
- 08:30(日) 全国消費者物価指数
予想レンジ
モーニングスター
122.50 - 124.50
来週の東京外国為替市場見通し (2015/11/20 18:26)米国で米経済指標に注意。12 月 FOMC 前最大の山場は再来週の米 11 月雇用統計。それまでどのような米経済指標が出るかも重要になる。
ロイター
122.00 - 124.00
来週の外為市場 (2015/11/20 15:06)確実視される 12 月の米利上げ開始Fを受け、金融市場がどのように反応するかのシナリオが描けず、投機筋が新規ポジションの構築を手控えることが予想される。ドル円は月初からのレンジ 122 - 124 に収まりそうだ。
フィスコ
121.50 - 124.50
為替週間見通し(2015/11/20 15:12)米 12 月利上げが確実視されるなか、利上げペースに影響を与える経済指標や米当局者の発言などが注目されそうだ。7 - 9 月期国内総生産改定値や 10 月個人消費支出に対する市場の関心はまずまず高いことから、これらの指標が予想を下回った場合、利上げペースが鈍化するとの思惑が広がり、リスク選好的なドル買は抑制される可能性がある。
岡三オンライン証券
武部力也の週間為替相場見通し(2015/11/20 17:30)
122.25 - 124.50
上値焦点は 11/9、19 の各高値 123.62 - 77。同圏越えがないと、8/20 高値 124.16 超、8/13-19高値となる 124.48-64 圏期待には覚束ないだろう。下値焦点は、パリ同時多発テロを受けての 11/16 安値 122.215 と同日夕刻の戻り安値122.375。11/6 米雇用統計での急騰起点 121.90 後の戻り安値となる水準だ。下抜けると
90 日線 121.63、週足一目均衡表雲上限 121.44、200 日線 121.35 が抵抗帯になると推考している。
私見
パリのテロの影響は思っていたほどは少なく若干の違和感を覚えましたが、積極的にドルを買っていくという流れにはならなかったようで、ジリジリとドル円は一旦下降しています。大きな山場を控え、米国の経済指標に一喜一憂しながらレンジでの取引が続くのではないでしょうか。
予想 : 122.20 - 123.80