良い取引とは、適切なポジションサイズで、ストップロスにより損失を最小限に抑えつつ、優位だと思われる場面でエントリーすることです。 しかし、それとは逆に「悪い取引」をする方法は無限にあります。例えば、こんな取引です。 5 つの悪い取引 怒りにまかせた取引 損失を出すた...
良い取引とは、適切なポジションサイズで、ストップロスにより損失を最小限に抑えつつ、優位だと思われる場面でエントリーすることです。
しかし、それとは逆に「悪い取引」をする方法は無限にあります。例えば、こんな取引です。
5 つの悪い取引
- 怒りにまかせた取引
損失を出すたびにイライラするというのは、良い結果を生みません。
負ける回数が多いほど、損失を「次で取り返す」という気持ちが高まり、根拠のないエントリーを繰り返すことにつながります。
我を見失っている時にトレードを行った先には、自滅です。
そういう時は、一度マーケットから離れるべきです。
問題は、自分自身でそれに気づけるかどうかです。 - 根拠のない取引
エントリーとイグジット(利食い)の戦略がなく、ただ目の前の動きに合わせてポジションを持つことは、敗北への近道です。
全てはポジションを持つ前に決定すべきであり、そこには取引にエッジ(優位性)があることが必須条件です。ストップロスが近すぎたり、勝ちトレードをすぐに終了させたりする「損大利小」の取引は、当然のことながら利益を生みません。 - 思い込みによる取引
マーケットに対し強く思い込むことは、自分が間違えている事実を認めないということです。
目の前で起こっているマーケットの価格変動が、あなたに対して No! を突きつけている場合であっても、あなたは自分の過ちを認めたくないあまり、バイアスをもってマーケットの動きをフィルタリングします。
その先には、たいていの場合、後悔をしながら執行する大きすぎる損切りか、強制対応(ロスカット)です。 - 過剰なリスクを抱えた取引
勝つか負けるか、という気持ちで、全てのエントリーに対し大きなポジションサイズで臨むのは、懸命なトレードとは言えません。大きすぎるポジションサイズは、大きな利益を生むこともありますが、逆に大きな損失を被るリスクもあります。 - 多すぎるエントリー
エントリー回数が多いというのは、エントリーしていないと退屈だという気持ちから起こります。
あなたはスリルを味わうために取引をするのでしょうか? いいえ。全てのトレーダーは利益を残すために取引を行っています。
エントリー回数が多いと言うことは、ブローカーに対し、それだけ手数料を支払っていることを忘れないで。