最低取引単位と必要証拠金 DMM FXの最低取引単位は1ロット=10,000通貨です。たとえば、米ドル円(USD/JPY)のレートが150円の場合、1ロットの取引に必要な証拠金は以下のように計算されます。 必要証拠金 = 為替レート × 取引数量 ÷ レバレッジ 必要証...
最低取引単位と必要証拠金
DMM FXの最低取引単位は1ロット=10,000通貨です。たとえば、米ドル円(USD/JPY)のレートが150円の場合、1ロットの取引に必要な証拠金は以下のように計算されます。
必要証拠金 = 為替レート × 取引数量 ÷ レバレッジ
必要証拠金 = 150円 × 10,000通貨 ÷ 25倍 = 60,000円
つまり、最低でも約6万円の資金が必要となります。
推奨される初期資金
最低限の資金で取引を始めることは可能ですが、リスク管理の観点からは、より多くの資金を用意することが推奨されます。たとえば、50万円の資金があれば、1回の取引での損失を総資産の1%(5,000円)に抑えることができ、リスクをコントロールしやすくなります。
たとえば、1ロットだけドル円をロングし、1円上昇したら利食い、1円下落したら損切り、という取引を行うとしましょう。
この手法でトレードした場合、45連敗まで負けることができます(おかしな表現ですが)。
また、50円動かないかぎり、一発退場はあり得ません。
かの有名なアベノミクスでも、3年かけて40円の値動きでしたので、一発退場の可能性は極めて低いといえるでしょう。
リスク管理の重要性
FX取引では、証拠金が不足すると強制ロスカット(ポジションの自動決済)が発生する可能性があります。十分な資金を用意し、適切なリスク管理を行うことで、予期せぬ損失を防ぐことができます。
少額取引の選択肢
DMM FXでは、1,000通貨単位で取引できる「ミニ通貨ペア」も提供されています。これにより、必要な証拠金を約6,000円程度に抑えることができ、初心者でも少額から取引を始めることが可能です。
タートルズのリスク管理
投資を勉強している人なら一度は目にしたことがあるトレーダー集団「タートルズ」。
彼らがトレードを行う際、1 回あたりの損失は「総資産の 1%」というルールに基づいてトレードを行っていたと言われています。
リスク管理について調べてみると、この数値はあながち間違っていません。
1回あたりのトレードで出す損失は「1%〜2%」程度に抑えるべき、というのが一般的にも言われているリスク管理の話なのです。
1%の損失
計算してみるとわかりますが、総資産の 1%の損失というと、かなり少額だというのに驚くと思います。
この話を最初に挙げた例に当てはめてみましょう。
証拠金が10万円の場合、1%は1,000円です。
ドル円の場合、10pipsで利食い or 損切りという話になってしまいます。
これでは5分足のスキャルピングしかできません。
では、証拠金50万円なら?
1%は5,000円なので50pipsまでは耐えられます。ここ数年はややボラティリティの高い相場が続いているため、厳密にこのルールを当てはめると損切り貧乏になる可能性もありますが、証拠金10万円に比べればかなり余裕があります。
証拠金 = 命
FXでは、証拠金というのは命に相当します。
証拠金が無くなった場合、試合に出場することすらできなくなります。
レバレッジをかけられるのが FXの魅力、とFX業者は宣伝しますが、それを真に受けてFXをスタートすると、証拠金を全て失い、退場という無残な結果に終わります。
魅力であるはずのレバレッジが仇になるというのは皮肉な話です。
FX はいかにイエローやレッドカードを喰らわず
毎シーズン試合に出て、
コツコツ勝ち続けられるかが重要。大負けをせずに浅くうまく負けをコントロールしながら資産を徐々に増やしていくことを目指していけるか
『インベスターZ』第 10 巻 「負けるが勝ち」
以下はDMM FXのプロモーションサイトです。
