相場が急落した際の有名な相場格言にこんな言葉があります。 落ちてくるナイフをつかむな、床に突き刺さったナイフを拾え。 急落時の安易な買いは落ちてくるナイフをつかむようなもので、 ナイフが床に落ちてから(底を打ってから)買い出動すべきだという意味です。 この格言ですが、床に...
相場が急落した際の有名な相場格言にこんな言葉があります。
落ちてくるナイフをつかむな、床に突き刺さったナイフを拾え。
急落時の安易な買いは落ちてくるナイフをつかむようなもので、
ナイフが床に落ちてから(底を打ってから)買い出動すべきだという意味です。
この格言ですが、床に落ちたのを確認しただけではまだ足りません。
床に落ちて、動きが止まってから、ようやく手を出せる状態になるのです。
落ちたナイフの拾い方
まず、よくある失敗例。
ここで買い出動した場合です。
まだナイフは床に刺さっていません。
早すぎます。
(グランビルの法則で考えると、移動平均線へのタッチなので、ここからさらに下落した場合、売り増しのチャンスです)
落ちてくるナイフが止まったというのは、陰線と陽線がごちゃごちゃしてきた段階。
先行して、MACD の傾きが徐々に上に向いてきています。
ただし、まだナイフはブンブンと揺れている状態です
ここで手を出すと、手を切ってしまう可能性があります。
そして、ナイフが止まるのは MACD が 0 ラインを超えたタイミング。
ここから「もしかしたら買ってもいいかもしれない」というシナリオに切り替えます。
50 日移動平均線を超えてくると、トレンド転換となります。