今週のポイント 株と為替は連動しない ドルと円が同時に買われている。ドル円は動かない。仲値トレード推奨 クロス円は下落リスク高い 動かないドル円復活 このところの株バブルは、早くも息切れのようです。 ロックダウンの解除から、経済活動再開の期待から上昇を...
今週のポイント
- 株と為替は連動しない
- ドルと円が同時に買われている。ドル円は動かない。仲値トレード推奨
- クロス円は下落リスク高い
動かないドル円復活
このところの株バブルは、早くも息切れのようです。ロックダウンの解除から、経済活動再開の期待から上昇を続けていましたが、再びコロナウィルスの感染が広がっている状況から、「コロナ第二波」が意識されてきています。
二番底への警戒感が強くなってきました。
そのため、有事のドル買いとリスク回避の円買いが同時に出ており、ドル円は動かない状況が続くものと思われます。クロス円に関しては下落リスクが高く、注意が必要です。
ドル円は、9 時 ~ 10 時までのいわゆる「仲値トレード」しか旨みがありません。
その時間は実需の玉が出るため、そこでサクッと 10pp ~ 20pp くらい毎日抜くのが良いですね。
夕方からはユーロクロスが面白いです。
動くし、ファンダメンタルズが反映した動きをします。
予想:106.00~108.20
来週の相場予想サマリー
ソース | 予想レンジ | 予想 | 概要 |
三菱UFJ銀行 | 106.00~108.00 | 弱気 | FX Weekly 経済活動再開への期待がみられる中、経済活動が再開されたドイツで、感染者に再拡大の兆しがみられた事実は重い。世界的に株式相場の上値が重くなりつつある。 市場はリスク回避的となる可能性が高い。 もっとも、円高圧力が増すと同時に、ドルも強含む可能性が高いため、ドル円の値幅は限られる。一方で、クロス円での円高進行には注意が必要。 |
ロイター | 106.00~109.00 | 弱気 |
来週の外為市場
経済活動の一部再開後の欧州などで、新型コロナ感染拡大の「第2波」が生じないかが最大の注目点となる。市場では特に、欧州での感染再拡大を警戒する声が目立っている。自由な人の往来が経済活動の根底にあるユーロ圏では、一国が十分な対策を講じることができても、別の国から感染が持ち込まれれば元の木阿弥となりかねない。 この1カ月、ユーロやポンドの上値の重さが目立っているのは、こうした状況が背景にある。 |
株探 | 106.50~107.50 | 中立 | 来週の為替相場見通し ドル円相場は、107円ラインを挟んだ一進一退が見込まれる。 全体相場は「欧米の経済活動再開への期待」と「新型コロナウイルスの感染第2波への警戒」の綱引きとなっており、当面は強弱感がきっ抗する展開が予想される。 |