下降トレンドの始まり 予想:107.50~109.00 ファンダメンタルズ的にも、テクニカル的にも、まだリスクオフの流れが続くでしょうが、春節明けの中国市場がクラッシュし、その後、不自然にポジティブなニュースが出て、一旦 底を打つ動きを予想。 テクニカル的には、107 円を...
下降トレンドの始まり
予想:107.50~109.00ファンダメンタルズ的にも、テクニカル的にも、まだリスクオフの流れが続くでしょうが、春節明けの中国市場がクラッシュし、その後、不自然にポジティブなニュースが出て、一旦 底を打つ動きを予想。
テクニカル的には、107 円を防衛できるかどうかにかかっていますが、次のトライは 2 回目。新型コロナウイルスの影響がよほどのものでなければ、あっさり抜けるのも考えにくいです。
そんなことから、突っ込み売りに警戒し、ショートポジションをいつ手仕舞うか? という週になるのをメインシナリオにします。
(中国からのポジティブなニュースは、フェイクであることも考えられるので注意が必要ですね)
来週の相場予想サマリー
下方向へのリスクが高い状態です。ソース | 予想レンジ | 予想 | 概要 |
三井住友銀行 | 107.00~111.00 | 弱気 | 来週にかけては、米国で 3 日に 1 月製造業 ISM、5 日に 1 月 ADP 雇用統計、1 月非製造業 ISM が発表 される。製造業 ISM は、弱い動きが続いている。今回の 1 月製造業 ISM が上昇するかは景気見通しにとっても重要となろう。 引き続き、新型コロナウイルスについて、感染拡大への懸念が残る。感染拡大が続くほど、景気への下押し圧力は強くなる。 |
ロイター | 108.00~110.00 | 弱気 | 来週の外為市場では、リスク回避から円が買われやすい地合いが継続しそうだ。新型コロナウイルスによる肺炎感染がどこまで拡大するのか不透明な中、春節休暇明けの中国株式市場の動向が最も注目される。 |
FX羅針盤 | 107.25~109.75 | 弱気 | ドル円は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「下落リスク」が警戒される。来週は春節明けの中国金融市場の動向や、米経済指標(ISM製造業景況指数や、米雇用統計など)の結果、トランプ米大統領の弾劾を巡るヘッドライン(ボルトン前大統領補佐官の証言など)、新型コロナウィルスに絡む続報、アイオワ州党員集会(民主党の候補指名争いの初戦)を睨みながらも、ドル円の軟調推移をメインシナリオとして予想。目先は1/8に記録した年初来安値107.64を試す展開となりそうだ。 |