2019年8月19日～23日のドル円相場の展開を考察します。
今後のドル円予想
モーニングスター
来週の東京外国為替市場見通し - ジャクソンホールのFRB議長講演控え様子見ムード予想レンジ：105.00 - 107.00
ドル円は、ジャクソンホールでの年次経済シンポジウムをにらみ、様子見ムードが台頭か。「金融政策の課題」がテーマで、パウエルFRB議長も23日に講演を行う。
景気に対する認識や金融政策スタンスの変化、今後の利下げペースを探る動きになりそうだ。
米中貿易摩擦への過度な警戒はいったん後退したものの、泥沼化し終わりが見えない。
人民元の動向を含め、突発的な材料が引き続きドル円相場を左右する可能性がある。
ドル・円はチャート上で、直近で下げ渋った 105．04 円近辺が下値メド。
上方向では25日移動平均線の 107．28 円が意識される。
世界経済の先行き不透明感がくすぶる中、107 円を上抜けるには力を欠きそうだ。
ロイター
来週の外為市場 - 来週のドルは105―107円の見通し、FRB議長講演控え動きにくい予想レンジ：105.00 - 107.00
23日（金）のパウエルFRB議長講演を控えて、落ち着きどころを探る展開となりそう。
ドルと円が共に強く、105円台では買い、107円が迫ると売りという最近のパターンが踏襲される可能性が高い。
トランプ米大統領がFRBに利下げ要請をする中、市場では連続利下げや大幅利下げの思惑が広がっている。講演でこうした見方を裏書きするかに関心が注がれている。
世界経済の減速懸念や米中摩擦に加え、香港で抗議活動が続いている。
中国政府が軍部隊の投入も辞さない姿勢を示していることは、リスク回避の円買いを招きやすい。
ドル円の予想
予想レンジ：105.00 - 107.00
薄商いの中で、お約束のように短期筋がドル円に仕掛けを入れたのでしょう。
105円割れを試そうとしていた中で、107円まで一気に吹き上がりました。
かなりショートが溜まっていたという事もありますが、
これで105円を試す動きは一気に消えてしまいました。
とはいえ、テクニカル的には 6/25 の安値を割ってしまっているので、
その部分を超えて上がっていくためには何らかの材料（最近だと日中貿易摩擦に関する Good News）がないと、107円を超えて上がっていく動きにはなりづらいです。
つまり、ドル円は再びレンジ相場に移行した可能性が高いです。
そのため、今週は107円に接近してきたところで売りを入れる戦略になります。
