仮想通貨・エターナルコインの説明を聞いた私的まとめです。各種データは現時点（2015 年 11 月）のものです。
日本発の仮想通貨・エターナルコイン
2015 年 1 月より発行されている仮想通貨です。日本企業が発行している仮想通貨であり、日本発を謳っています。他の仮想通貨にある特徴は一通り揃っていますが、「両替所」という店舗があり、仮想通貨をその場で換金できるシステムは珍しいのではないでしょうか。世界共通通貨とし、世界一の決済インフラとして確立させるという壮大な目標を持っているそうです。
値段は 150 円くらいからスタートして、現在 600 円近くまで上昇しています。スタート時に 100 万円買っていたら、一年経たずに 400 万ですねw
メリット
- 広告代理店が絡んでいて、知名度を上げるアプローチに対して強みがあるということらしいです。
- 手数料分配機能
取引の手数料を、保有枚数によって分配しているそうです。これは長期で保有してほしいという施策でしょうか。
デメリット
- 管理者がいる
エターナルコインは仕組み的にビットコインとは全く違います。それは、管理者がいるということです。このあたりの詳しい仕組みは説明すると長いのですが、運営元はアトムソリューションというところであり、ここに何かあったら仕組みそのものが崩壊することを意味しています。管理者がいないビットコイン等は、そういうことはないのです。
預り金などは分離されているようですけどね。 - 普及について未知数
チャートの動き等、今の段階ではどういう根拠で動いているのかがさっぱりわからないのですが、普及すれば値段は上がるということみたいですね。
海外展開
仮想通貨といっても、日本だけ普及しても全く意味がないです。
エターナルコインは、今はフィリピンに出張所（？）がオープンしており、香港も近日オープンさせるそうです。なので、PHP（フィリピン・ペソ）とも格安で換金できます。フィリピンによく旅行へ行く、フィリピンでビジネスをしている人には良いかもしれませんね。
投資材料としては？
ちなみに、ネットで検索するとかなり評判が悪いのが特徴ですw
世の中の仮想通貨はおおかた胡散臭いので、実際に持っていない人が憶測だけで書いているのでしょう。そんなこともあって、セミナーでは仮想通貨の悪いイメージを払拭する説明を丁寧にしている印象でした。
ちょっと聞いたところ、まだ総発行予定数の 1 / 7 程度しか発行されていないそうで、今後の伸びしろ次第というのは他のコインと一緒ですね。1 コイン 1 万円以上を目指して色々と展開をしていくとのことですので、最悪なくなってもいいという程度であれば持っていてもいいかもしれませんね。
仮想通貨は数が多すぎて99%は淘汰されるでしょうけど、いまのところ、日本ではこの類のモノは「通貨」としては認められていないので、売却益に対しての税金はないはずですよ。
ちなみに私は買いましたけどねw
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