10 月 12 日から 10 月 16 日までの、ドル円に関係ありそうな経済指標のまとめと考察です。
経済指標
10/12(月)
※ ドル円に関係しそうな経済指標なし。10/13(火)
- ----- (中) 9 月 貿易収支(米ドル)
- 08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨
- 18:00 (欧) 10 月 ZEW 景況感調査
10/14(水)
- 10:30 (中) 9 月 消費者物価指数(CPI)
- 18:00 (欧) 8 月 鉱工業生産
- 21:30 (米) 9 月 小売売上高
- 23:00 (米) 8 月 企業在庫
10/15(木)
- 21:30 (米) 9 月 消費者物価指数(CPI, CPI コア)
- 21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
- 21:30 (米) 10 月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 23:00 (米) 10 がつ フィラデルフィア連銀製造業景気指数
10/16(金)
- 18:00 (欧) 9 月 消費者物価指数(HICP)
- 22:15 (米) 9 月 鉱工業生産
- 23:00 (米) 10 月 ミシガン大学消費者態度指数
- 29:00 (米) 8 月 対米証券投資
予想レンジ
モーニングスター
119.00 - 121.00
来週の東京外国為替市場見通し (2015/10/09 18:03)中国経済指標が注目となる。指標次第では再びリスク・センチメントが悪化しかねない。それ以外には目立った材料がない。中国経済指標を無難に通過すればドル円のレンジ圏相場は続きそうだ。
ロイター
118.50 - 121.50
来週の外為市場 (2015/10/09 15:08)価格が持ち直している原油や資源国・新興国通貨の動向が注目される。反落が継続するようなら一段のドル安が見込まれるが、ドル円ではレンジ取引を想定するオプションが相場の上下変動を抑制する可能性も指摘されている。
フィスコ
118.00 - 123.00
為替週間見通し(2015/10/09 16:49)底堅い値動き。9 月米雇用統計が想定を大幅に下回る内容であったことから利上げ開始時期については 2016 年 3 月との見方も出ているものの、米国株の上昇からリスク選好的な円売りが増えている。
米企業決算が本格化するなか、好業績が示されればドル買に繋がる見通し。ただ、有力なドル買い材料は乏しいため、ドルの大幅高は期待できない。
岡三オンライン証券
武部力也の週間為替相場見通し(2015/10/10 9:30)
119.20 - 120.88
日銀の追加緩和については、政治が日銀を懐柔しないかぎり強まらない。来週は、五中全会(中国共産党中央委員会第五回全体会議)での景気対策でクロス円連動に挟まれた展開も一応留意しておきたい。
上値焦点は日足一目均衡表雲の帯 120.33 - 120.67、200 日線 120.88。上抜ければ 9/10 - 25 高値 121.25 - 345が期待値。
下値の最終橋頭堡は 9/14 安値 118.58。10/2 安値 118.67。短期下限は 10/8 安値 119.62 を推考。下抜けた際は 10/2 深夜の 118.85 - 119.10 の急騰帯が 119 円前半を維持できるかが焦点と推考。
私見
今週もレンジ相場となりました。その幅も徐々に小さくなってきており、近いうちにどちらかに大きく動いていくことは間違いないでしょう。以前は圧倒的に円高方向という声が多かったのですが、ここ最近は、円安基調に戻る、という声も聞かれるようになってきています。個人的には、米利上げがテーマとして騒がれている限りは円安基調に戻る方向だと思います。ただし、想定外の事態が発生し、利上げそのものができない、というシナリオに振れた際には、一気に円高方向へ進んでいくのではないかと思っています。
来週は材料が本当に少ないです。格段何もなければ無難にレンジ相場のまま推移するのかなと考えています。
予想 : 119.00 - 121.00