9 月 28 日から 10 月 2 日までの経済指標のまとめです。
9 月 28 日から 10 月 2 日までの経済指標のまとめです。
米国の経済指標が良好ならば 121 円ちょうどを上抜ける可能性もある。
経済指標では、ISM 製造業景況指数(10 月 1 日)、9 月雇用統計(10 月 2 日)が有力な手がかり材料として注目されている。
来週は米国の重要な経済指標が続く。こうした値頃感を裏付けるだけの良好な結果となるかが重要となろう。
上値焦点は日足一目均衡表雲の帯 120.50 - 67、200 日線 120.89、9/18 の高値圏 121.00。上抜ければ 9/10 高値 121.345、8/28 - 31 高値 121.50 - 55 を期待値としてみている。
下値の最終橋頭堡は 9/7 安値 118.79-84。焦点は 9/18、9/21 の安値圏 119.05 - 20。
来週は、週前半は売られやすく、後半にかけて重要な経済指標に対しての期待感から飼われやすい展開ではないかと思われます。どこまで上昇できるかで今後の動き自体が決まってくるようにも思いますが、不安定な中国経済の影響が出た際には躊躇なく売られるでしょうから注意が必要ではないでしょうか。
予想 : 119.40 - 121.40
経済指標
09/28(月)
- 21:30 (米) 8 月 個人所得
- 21:30 (米) 8 月 個人消費支出(PCE コア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
- 23:00 (米) 8 月 住宅販売保留指数
09/29(火)
- 22:00 (米) 7 月 ケース・シラー米住宅価格指数
- 23:00 (米) 9 月 消費者信頼感指数
09/30(水)
- 21:15 (米) 9 月 ADP 雇用統計
- 22:45 (米) 9 月 シカゴ購買部協会景気指数
- 23:00 (米) 8 月 新築住宅販売件数
- 28:00 (10/01 4:00)(米)イエレン議長 発言
10/01(木)
- 08:50 (日) 7 - 9 月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
- 10:00 (中) 9 月 製造業購買担当者景気指数
- 10:45 (中) 9 月 Caixin サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
- 10:45 (中) 9 月 Caixin 製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
- 20:30 (米) 9 月 チャレンジャー人員削減数
- 21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
- 23:00 (米) 9 月 ISM 製造業景況指数
10/02(金)
- 08:30 (日) 8 月 失業率・有効求人倍率
- 21:30 (米) 9 月 非農業部門雇用者数変化
- 21:30 (米) 9 月 失業率
- 23:00 (米) 8 月 製造業新規受注
予想レンジ
モーニングスター
119.00 - 121.70
来週の東京外国為替市場見通し米利上げの行方を左右する 8 月雇用統計に注目。20 万人前後を維持できれば、年内利上げの可能性は俄然高まる。今回の結果が好調なものとなれば、10 月の FOMC での利上げ観測も出てきそうだ。逆に不調となれば年内利上げは遠のきそうだ。
ロイター
118.50 - 121.50
来週の外為市場週前半は月末・四半期末フローによる下押しが警戒されるが、週末にかけては米雇用統計の期待が出やすい。足下では VW の排ガス規制逃れ問題や中国経済の先行き懸念などから世界的に株式市場が不安定だが、これらの問題が落ち着き、株式市場の地合が良くなってくれば雇用統計への期待が高まりやすいと見られている。
米国の経済指標が良好ならば 121 円ちょうどを上抜ける可能性もある。
フィスコ
119.00 - 123.00
為替週間見通し底堅い動きが続く見通し。9/10 高値 121.33 を越えた場合、123 円付近までドル高が進行するとの声も聞かれている。
経済指標では、ISM 製造業景況指数(10 月 1 日)、9 月雇用統計(10 月 2 日)が有力な手がかり材料として注目されている。
三菱東京 UFJ 銀行
FX Weekly
118.50 - 121.50
ドルと円を俯瞰してみると、ドル円がいつかは上がるといった漠然とした期待はまだ根強いと考えられる。特に 120 円割れは漠然とした値頃感から買い支えられており、下値も堅い商状が来週も続く公算が大きい。来週は米国の重要な経済指標が続く。こうした値頃感を裏付けるだけの良好な結果となるかが重要となろう。
岡三オンライン証券
武部力也の週間為替相場見通し
119.20 - 121.50
中国では、10 月中旬に五中全会(経済運営の五カ年計画を討議する党中央委員会第 5 回全体会議)が開かれる。10 月の FOMC に向けて、イエレン議長はこの内容を精査するのではないか。日本においては、10 月の日銀政策会合に向けて "躊躇なき修正" を催促される可能性も否定できない。上値焦点は日足一目均衡表雲の帯 120.50 - 67、200 日線 120.89、9/18 の高値圏 121.00。上抜ければ 9/10 高値 121.345、8/28 - 31 高値 121.50 - 55 を期待値としてみている。
下値の最終橋頭堡は 9/7 安値 118.79-84。焦点は 9/18、9/21 の安値圏 119.05 - 20。
私見
相場は終わってみればレンジ相場となっています。基本的には方向感が出ない時間帯が多かったですが、一方方向へ動きが出たときの動きは速く、短期的な売買を考えると難しいという声もあります。週後半では、イエレン議長が年内利上げについて改めて言及したことから、だんだんとドル買いの圧力が高まってきた感があります。来週は、週前半は売られやすく、後半にかけて重要な経済指標に対しての期待感から飼われやすい展開ではないかと思われます。どこまで上昇できるかで今後の動き自体が決まってくるようにも思いますが、不安定な中国経済の影響が出た際には躊躇なく売られるでしょうから注意が必要ではないでしょうか。
予想 : 119.40 - 121.40