9 月 14 日から 9 月 18 日までの経済指標のまとめです。
9 月 14 日から 9 月 18 日までの経済指標のまとめです。
ただ、投資判断に影響する変数の多さから、利上げならドル買い、見送りならドル売りという単純な相場にはなりそうにないとの声もある。
FOMC の4つのシナリオ
テクニカル焦点は 120.80 攻防。
上値焦点は 8/28-31 高値 121.50 - 55。超えれば 8/24 高値 122.00。期待値は 8/21 高値 123.50。
下値の最終橋頭堡は 9/7 安値 118.79-84。焦点は 9/8 の上昇起点 119.10 からの戻り安値 119.70、9/10 安値 119.965 で推考。
来週はやはり FOMC が最大の焦点となりますね。ただ、121 円台に何度も乗せながらやはり 120.80 を意識した動きを繰り返していることから、FOMC の結果を確認するまでは極端な上昇は期待できそうにありません。
ただ、様々な発言も出てきていることから、突発的な動きで揺さぶられる可能性は十分あり、来週も乱高下の相場となりそうな気がします。
予想 : 118.40 - 122.00
経済指標
09/14(月)
- - (日)日銀・金融政策決定会合(一日目)
- 18:00 (欧)7 月 鉱工業生産
09/15(火)
- - (日)日銀・金融政策決定会合・決定内容発表
- 15:30 (日)日銀黒田総裁定例記者会見
- 21:30 (米)8 月 小売売上高
- 21:30 (米)9 月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 22:15 (米)8 月 鉱工業生産
- 22:15 (米)8 月 設備稼働率
- 23:00 (米)7 月 企業在庫
09/16(水)
- - (米)FOMC(一日目)
- 18:00 (欧)8 月 消費者物価指数(HICP)
- 21:30 (米)8 月 消費者物価指数(CPI, CPI コア)
- 23:00 (米)9 月 NAHB 住宅市場指数
- 29:00 (米)7 月 対米証券投資
09/17(木)
- 08:50 (日)8 月 貿易統計(通関ベース)
- 15:35 (日)日銀黒田総裁 発言
- 21:30 (米)4 - 6 月期 四半期経常収支
- 21:30 (米)8 月 住宅着工件数
- 21:30 (米)8 月 住宅許可件数
- 21:30 (米)前週分 新規失業保険申請件数
- 23:00 (米)9 月 フィラデルフィア連銀製造表景気指数
- 27:00 (米)FOMC 政策金利発表
- 27:30 (米)FOMC イエレン議長 定例記者会見
09/18(金)
- 08:50 (日)8 月 日銀・金融政策決定会合議事要旨
- 23:00 (米)8 月 景気先行指標総合指数
予想レンジ
モーニングスター
119.00 - 123.00
来週の東京外国為替市場見通し来週の注目は 16-17 日の FOMC で FRB が利上げを行うか否かの一点のみ。前月のジャクソンホール会合でフィッシャー副議長の発言により、早期利上げを引き続き模索していることが判明した。ただし、FRB が 9 月利上げか年内利上げを見送ると表明した場合は、リスク回避の円買いが進むためしばらくドル安・円高が続く可能性は高い。
ロイター
118.00 - 122.00
来週の外為市場FOMC での最大の注目点は、利上げ開始の有無となる。足元では、金融市場の不安定さから利上げをひとまず見送るとの見方が優勢となっているようだ。
ただ、投資判断に影響する変数の多さから、利上げならドル買い、見送りならドル売りという単純な相場にはなりそうにないとの声もある。
フィスコ
120.00 - 125.50
為替週間見通し利上げならドルは 125 円目指す展開。見送りでも下げは限定的か。
三菱東京 UFJ 銀行
FX Weekly
118.50 - 122.50
利上げを阻む逆風があるなか、今回の FOMC は市場への情報伝達としては絶好の機会のはず。明確なメッセージを打ち出すべき。足元では世界経済の先行き不安から、米利上げ開始はドル円の上昇要因とならないのではないか。FOMC の4つのシナリオ
- 利上げ決定
市場との対話不足。ドル円下落。 - 利上げ見送り・10 月利上げ示唆
事実上の利上げ宣言。リスクオフへの警戒が必要。ドル円の上値は重い。 - 利上げ見送り・時期明示せず
一旦リスクオフが和らぐ可能性があるが、不透明感が残る。ドル円の上値は重い。 - 利上げ見送り・正常化の意向弱める
リスク回避の円買い後退。ドル円は下落。
岡三オンライン証券
武部力也の週間為替相場見通し
118.10 - 123.50
イエレン FRB 議長は、新興国経済の不安定さが米経済へ跳ね返るリスクと、利上げに向けた慎重性が逆に米経済や FRB の市場対話姿勢への不信感を高めかねないというジレンマをいだいているのではないか。9 月 17 日の FOMC 判断如何で、FRB の威信が問われる。テクニカル焦点は 120.80 攻防。
上値焦点は 8/28-31 高値 121.50 - 55。超えれば 8/24 高値 122.00。期待値は 8/21 高値 123.50。
下値の最終橋頭堡は 9/7 安値 118.79-84。焦点は 9/8 の上昇起点 119.10 からの戻り安値 119.70、9/10 安値 119.965 で推考。
私見
今週はリスクオンムードが高まりましたが、株価もかなり激しい動きを見せ、市場の不安定さは相変わらずです。来週はやはり FOMC が最大の焦点となりますね。ただ、121 円台に何度も乗せながらやはり 120.80 を意識した動きを繰り返していることから、FOMC の結果を確認するまでは極端な上昇は期待できそうにありません。
ただ、様々な発言も出てきていることから、突発的な動きで揺さぶられる可能性は十分あり、来週も乱高下の相場となりそうな気がします。
予想 : 118.40 - 122.00