インフレ抑制がテーマか 2022 年のジャクソンホール会議は、3 年ぶりとなる対面開催です。 インフレの抑制について、FRB のパウエル議長がどのような見解を示すのかに注目が集まります。 米国は、直近では 75bp(0.75%)という、1994 年 11 月以来となる大幅...
インフレ抑制がテーマか
2022 年のジャクソンホール会議は、3 年ぶりとなる対面開催です。
インフレの抑制について、FRB のパウエル議長がどのような見解を示すのかに注目が集まります。
米国は、直近では 75bp(0.75%)という、1994 年 11 月以来となる大幅な利上げを行っています。このペースでどこまで政策金利を上げなければならないのか、9 月以降にどの程度まで金利を引き上げるかのヒントを探る展開となるでしょう。
金利はテーマではなくなったが、ドル円への影響は大きい
2022 年は、日本以外の国はすべて金融引き締めへと動いており、利上げ=通貨の上昇、という単純な動きではなくなっています。 ただし、ドルに関しては政策金利が高いことでドル高圧力がかかりやすくなっています。また、前述した通り、円だけは金融緩和を続けているため、ドルと円のペアでは円安圧力が強くなります。 今後も米国が急ピッチで政策金利を上げなければならないという状況であれば、ドル円はさらに円安へと進む可能性があります。