SBI FX は、2019 年 10 月にスマートフォン用アプリの全面刷新をしました。 アプリの公開直後から半年ほど利用しましたが、チャート機能に関しては大幅な改善がされたものの、色々とまだ改善すべき点がある印象。 流動性が低い時間帯の注文は細心の注意を これは...
SBI FX は、2019 年 10 月にスマートフォン用アプリの全面刷新をしました。
アプリの公開直後から半年ほど利用しましたが、チャート機能に関しては大幅な改善がされたものの、色々とまだ改善すべき点がある印象。
流動性が低い時間帯の注文は細心の注意を
これは SBI FX だけではなく、国内の他の FX 業者すべてに言えることです。しかし、以前のアプリとは異なる挙動をするようになりました。
SBI FX の場合、レート一覧ではスプレッドが広がっていないように見せておきながら、注文画面に切り替わると「しれっと」拡大したスプレッドになっている時があります。
注文時に注意深く画面を確認しないと、とんでもないレートで約定します。
タップして注文しようとすると……
スプレッドが変わります。
最初から出しておけよ、って感じですね。
スプレッド実績 - sbifxt.co.jp
スプレッドに関しては、実績を公表しています。
国内業者はスプレッドを売りにしておきながら、実際はスプレッドがしょっちゅう広がったり、注文がスベったりして意外とコストがかかるもの。
見た目ではスプレッドが広い 海外 FX 業者 なら、大抵 注文したレートで約定してくれます。
この辺りは好みですね。
「自動ログイン」が機能しない
苦情が来ていないのか、知ってて無視しているのか分かりませんが、例えば、「すぐに損切りしたい!」という時に、「ログインしてください」と表示され、その間にどんどん損失が広がるような事態がしょっちゅう発生します。
これはアプリとしては致命的な欠陥といえるでしょう。
損切りで損する
ポジションを保有している際には、対象のポジションに対して、損切りの「注文」を必ず入れているはずです。その後、相場を確認した際に、注文していたレートではなく、「すぐに損切りしたい!」と判断する場面もよくあると思います。
その際、注文が入っているポジションに対しては、「成り行き」でポジションを閉じることができません(注文がある場合、注文をキャンセルしてから)。
当然、その間に相場は動いているので、損が大きくなることがよくあります。
以前 SBI FXトレードが提供していたアプリでは、注文があるポジションに対しても「成り行き」でポジションをクローズできました。
意図は不明ですが、あえてこのような仕様に変更したのだと思います。
ではこの業者は使う価値がないかというと、ひとつだけ面白い特徴があります。
SBI FX のメリット
1単位から購入できて、最小の証拠金で練習できることです。5,000 円くらいから FX ができるのはこの業者くらいでは?