10 月 26 日から 10 月 30 日までの、ドル円に関係ありそうな経済指標のまとめと考察です。
10 月 26 日から 10 月 30 日までの、ドル円に関係ありそうな経済指標のまとめと考察です。
市場の思惑を踏まえれば、会合の結果が肩透かしとなった場合は一時的に 117 円台まで下落するリスクがあるとの声もある。
日銀の金融政策決定会合も、今回も現行の金融政策が維持される見込み。
円買い圧力に関しては、円の抵抗が強まると考えている。それは 11 / 3 郵政三社新規上場や、もはやデフレではないという安倍首相の鑑みると、円高回帰を甘受するとは到底思えないからだ。
上値焦点は日足一目均衡表雲の帯 119.96 - 120.67、200 日線 121.00。
下値焦点は 10 / 22 安値 119.60。下抜けた場合は週足一目均衡表雲上限 119.06 を注視。10 /15 安値 118.05 示現後から 10 / 16 始値 118.90 までの上昇帯支援有無が鍵となる。
来週は FOMC と日銀の金融政策決定会合が注目イベントとなります。
市場のコンセンサスとしては、利上げなし、追加緩和なし、だと思うのですが、いずれの場合も一時的にドル売りが起こることが予想されます。長い目で見れば、個人的にはまだドル高・円安トレンドは継続中だと思うのですが、どこまで売られるのかに特に注目しています。
予想 : 118.60 - 122.00
経済指標
10/26(月)
- 23:00 (米) ** 9 月 新築住宅販売件数
10/27(火)
- ----- (米) FOMC 一日目
- 21:30 (米) 9 月 耐久財受注
- 22:00 (米) 8 月 ケースシラー米住宅価格指数
- 23:00 (米) 10 月 消費者信頼感指数
- 23:00 (米) 10 月 リッチモンド連銀製造業指数
10/28(水)
- 08:50 (日) 9 月 小売業販売額
- 08:50 (日) 9 月 大型小売店販売額
- 20:00 (米) MBA 住宅ローン申請指数
- 27:00 (米) FOMC 政策金利発表
10/29(木)
- 21:30 (米) 7 - 9 月期 四半期実質国内総生産(GDP 速報値)
- 21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
- 23:00 (米) 9 月 住宅販売保留指数
10/30(金)
- ----- (日) ** 日銀金融政策決定会合 終了後決定内容発表
- ----- (日) ** 日銀金融政策決定会合 年間マネタリーベース増加目標
- 08:30 (日) 9 月 失業率・有効求人倍率
- 08:30 (日) 9 月 全国消費者物価指数(CPI)
- 15:30 (日) ** 黒田日銀総裁 定例記者会見
- 21:30 (米) 9 月 個人消費支出(PCE)
- 21:30 (米) 9 月 個人所得
- 21:30 (米) ** 9 月 個人消費支出(PCE コア・デフレーター 食品・エネルギー除く)
- 22:45 (米) 10 月 シカゴ購買部協会景気指数
- 23:00 (米) 10 月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
予想レンジ
モーニングスター
119.00 - 122.00
来週の東京外国為替市場見通し (2015/10/23 18:23)来週の焦点は FOMC と日銀金融政策決定会合。FOMC は先月に引き続き利上げ先送りとの予想が大半。日銀決定会合は追加緩和実施派と据え置き派に二分されている。据え置きとなった場合でも黒田総裁の発言には注意が必要。
ロイター
118.50 - 122.00
来週の外為市場 (2015/10/23 18:08)週末に控える日銀金融政策決定会合に向けて追加緩和への思惑がくすぶることで、底堅い展開となりそう。今回の追加緩和はないと見る向きからも思惑がくすぶっている以上、ドル円は売りにくいとの声が出ている。ただ、緩和期待でドル高が進むようなら逆に追加感ん和への思惑が後退しやすくなる。
市場の思惑を踏まえれば、会合の結果が肩透かしとなった場合は一時的に 117 円台まで下落するリスクがあるとの声もある。
フィスコ
118.00 - 122.00
為替週間見通し(2015/10/24 15:14)ドル円は上昇一服か。FOMC では金融政策の現状維持が賛成多数で決定される見込み。
日銀の金融政策決定会合も、今回も現行の金融政策が維持される見込み。
岡三オンライン証券
武部力也の週間為替相場見通し(2015/10/23 9:30)
118.05 - 121.25
10 / 28 の FOMC では、現状維持の見方がほぼ市場のコンセンサスとなっている。円買い圧力に関しては、円の抵抗が強まると考えている。それは 11 / 3 郵政三社新規上場や、もはやデフレではないという安倍首相の鑑みると、円高回帰を甘受するとは到底思えないからだ。
上値焦点は日足一目均衡表雲の帯 119.96 - 120.67、200 日線 121.00。
下値焦点は 10 / 22 安値 119.60。下抜けた場合は週足一目均衡表雲上限 119.06 を注視。10 /15 安値 118.05 示現後から 10 / 16 始値 118.90 までの上昇帯支援有無が鍵となる。
私見
木曜日の ECB ドラギ総裁の発言により、一気にセンチメントの変化が起こり、株およびドル円は急上昇して終えています。121 円台にしっかり乗せて引けたこともあり、来週その勢いがどこまで続くのかに注目です。。来週は FOMC と日銀の金融政策決定会合が注目イベントとなります。
市場のコンセンサスとしては、利上げなし、追加緩和なし、だと思うのですが、いずれの場合も一時的にドル売りが起こることが予想されます。長い目で見れば、個人的にはまだドル高・円安トレンドは継続中だと思うのですが、どこまで売られるのかに特に注目しています。
予想 : 118.60 - 122.00