ロンドンセッションについての考察です。
ロンドンセッションについての考察です。
基本的に、というのはサマータイムの存在があるからです。
英国のサマータイムは、3 月の最終日曜日 1 時から 10 月 最終日曜日 1 時までと定められています。
つまり、日本人(日本時間)から見ると、
2020 年は 3 月 29 日から「4 時の人」が始まり、10 月 26 日から「5 時の人」に変わるわけです。
※ ちなみに、米国は 3 月 8 日 ~ 11 月 1 日です。
この取引量が大きい、という部分を考えてみると、「4 時の人たち」の初動について理解することができます。
高値、安値、ヘッドラインがあったのか、トレンドは発生しているのか...
その際に、東京で作られたポジションとオーダー状況をよく見ていると思われます。
実需と絡んで巨大なポジションを動かす銀行や機関投資家は、マーケットに流動性がないとポジションを取ることも、閉じることもできません。自分がポジションを作るためには、東京セッションで作られた「板」を利用しなければならないのです。
FX の場合は個人投資家には「板」が見えませんが、オーダーやポジション状況は見ることができると言われています(厳密には、インターバンク間でのやり取りなどからも探っているのだと思います。個人投資家も証券会社が開示していることがあります)。
彼らが「買い」たかったら、東京セッションの「売り」を吸収する必要があるのです。
ストップが近くにある場合、それを狙ってくることも多いです。
まぁ、ムカつきますけどね。
ひょっとしたら、本邦勢もこの時間をポジションメイクに利用している可能性もあるので、日本人同士で喰い合っている可能性もあります。
本来、誰がチャートを動かしているのかはどうでも良いのですが、大口ならどういうポジションを持つのか、という部分を考えてみると、どのポイントでどういうポジションを作れば良いのか、どのポイントにストップを置けば良いのかのヒントが見えてくるのではないかと思います。
世界中のトレーダーはチャートを元に売買判断を下しているのですから。
日本の証券会社でも、顧客に不利なレートを配信してストップを狩ることがよくありますけどね。
流動性がないと彼らが損をかぶらなければいけないので、仕方がないと言えばそれまでですが、そんな証券会社からはさっさと資金を引き上げることが大事です。
【関連記事】
FX における欧州時間
ロンドン証券取引所がオープンする時間は、現地時間の 8:00 です(ロンドンセッション)。これは基本的に日本時間の 17:00 となります。基本的に、というのはサマータイムの存在があるからです。
英国のサマータイムは、3 月の最終日曜日 1 時から 10 月 最終日曜日 1 時までと定められています。
つまり、日本人(日本時間)から見ると、
2020 年は 3 月 29 日から「4 時の人」が始まり、10 月 26 日から「5 時の人」に変わるわけです。
※ ちなみに、米国は 3 月 8 日 ~ 11 月 1 日です。
なぜ大きく動くか
ロンドン証券取引所は取引が活発、かつ、取引量が大きいからです。この取引量が大きい、という部分を考えてみると、「4 時の人たち」の初動について理解することができます。
欧州勢の初動について
欧州勢は、まず前日の NY の動きと東京での動きをチェックします。高値、安値、ヘッドラインがあったのか、トレンドは発生しているのか...
その際に、東京で作られたポジションとオーダー状況をよく見ていると思われます。
実需と絡んで巨大なポジションを動かす銀行や機関投資家は、マーケットに流動性がないとポジションを取ることも、閉じることもできません。自分がポジションを作るためには、東京セッションで作られた「板」を利用しなければならないのです。
FX の場合は個人投資家には「板」が見えませんが、オーダーやポジション状況は見ることができると言われています(厳密には、インターバンク間でのやり取りなどからも探っているのだと思います。個人投資家も証券会社が開示していることがあります)。
彼らが「買い」たかったら、東京セッションの「売り」を吸収する必要があるのです。
ストップが近くにある場合、それを狙ってくることも多いです。
まぁ、ムカつきますけどね。
ひょっとしたら、本邦勢もこの時間をポジションメイクに利用している可能性もあるので、日本人同士で喰い合っている可能性もあります。
FX はコバンザメじゃないと勝てない
FX で勝つには「チャートに対してどう対処するか」があります。本来、誰がチャートを動かしているのかはどうでも良いのですが、大口ならどういうポジションを持つのか、という部分を考えてみると、どのポイントでどういうポジションを作れば良いのか、どのポイントにストップを置けば良いのかのヒントが見えてくるのではないかと思います。
世界中のトレーダーはチャートを元に売買判断を下しているのですから。
危ないのは殺人通貨だけではない
なお、「殺人通貨」と言われるポンドや、もともと実需の玉(ポジション)が少ない新興国通貨に関しては、「投機筋」が好き勝手動かしているケースも多いです。大きなヒゲを作り、個人のストップを狩ることが彼らの大好物だからです。日本の証券会社でも、顧客に不利なレートを配信してストップを狩ることがよくありますけどね。
流動性がないと彼らが損をかぶらなければいけないので、仕方がないと言えばそれまでですが、そんな証券会社からはさっさと資金を引き上げることが大事です。
【関連記事】