ドル円 週間予想とマーケットの見通し(2017年10月16日~20日)

2017年10月第三週(10月16日~20日)の、ドル円相場の予想と主要な経済指標のまとめから、マーケットの見通しを考察します。

ドル円 週間予想とマーケットの見通し(2017年10月16日~20日)
2017年10月第三週(10月16日~20日)の、ドル円相場の予想と主要な経済指標のまとめから、マーケットの見通しを考察します。

経済指標一覧(日本時間)

10/16(月)

  • 21:30(米) 10月 ニューヨーク連銀製造業景気指数

10/17(火)

  • 09:30(日) 黒田 日銀総裁 発言
  • 14:00(日) 景気ウォッチャー調査 現状判断 DI
  • 17:30(英) 8月 貿易収支

10/18(水)

  • 27:00(米) FOMC 議事要旨 ☆☆

10/19(木)

  • 18:00(欧) 8月 鉱工業生産
  • 21:30(米) 前週分 新規失業保険申請件数
  • 21:30(米) 9月 卸売物価指数(PPI)
  • 23:30(欧) ドラギ ECB 総裁 発言

10/20(金)オプションSQ

  • 21:30(米) 9月 消費者物価指数(CPI) ☆☆
  • 21:30(米) 9月 小売売上高 ☆☆



ドル円予想レンジ

三菱東京UFJ銀行

FX Weekly
予想レンジ:111.00 - 113.50

4 連騰後の陰線出現

ドル円の直先スプレッドやベーシススワップのスプレッドをみる限り、ドル資金の需給逼迫度合い(あるいはドルの調達意欲)もまだ和らいでいないようだ。こうした状況では、特に昨年の後半以降、スポット市場でもドルが大きくは下がりにくかったり、堅調に推移する傾向がみられる。

また、米国の経済指標が仮に予想を下回った場合も、目先に限れば、ハリケーンによる一時的な要因との解釈が勝り、年内利上げ観測がそう大きく後退するわけでもないだろう。

この為、ドルは一定の底堅さをみせると考えられる。加えて、世界的に株式相場が活況を呈しており、VIX指数も低位で推移している。

注目材料として、引き続きイエレンFRB議長の後任人事が挙げられよう。これまで、イエレン議長の再任シナリオに加え、有力候補として、ゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長やケビン・ウォーシュ元FRB理事、ジェローム・パウエル現FRB理事らの名前が取り沙汰されてきた。これらに加え、今週はトランプ大統領がスタンフォード大学のジョン・テイラー教授とも面談したことが報じられている。

トランプ大統領は、9 月 29 日に「向こう 2~3 週間で決める」と発言しており、来週指名される可能性もあるだろう。

この内、先週も指摘したウォーシュ元理事に加え、物価や雇用の経済指標から、機械的に政策金利を決める「テイラー・ルール」の提唱者、テイラー教授も市場では、タカ派とみられている。この為、両者のいずれかが指名を受けた場合、来年の利上げペースが加速するとの見方から、当初はドル買いの反応がみられよう。

このほか本邦の衆院選が迫っている。情勢を踏まえながら市場も反応しようが、結果が出るまで織り込みにくい。来週の材料にはなりにくいだろう。


Klug FX

とれんど捕物帳
予想レンジ:110.25 - 113.25

ドルのみならず、ユーロも気掛かり

今週はドル売り優勢の展開が続き、ドル円の週足は5週間ぶりの陰線となった。週足の場合、陽線が連続で続いたあとの陰線ということで、来週以降やや気掛かりな展開ではある。

最近の為替相場は昔とは異なり、短期金利よりもむしろ、長期金利の各国間格差で動く傾向が強い。いつからそうなったのかはわからないが、低金利の影響もあり、マネーのボーダレス化が一層進んだためであろう。

さて来週だが、ユーロの動向が少し気掛かりではある。依然として底堅さは堅持しているものの、以前のような力強さはなく金曜日も、米CPIを受けてのドル安・ユーロ高が後半になって失速している。

一つはカタルーニャ情勢がなお不透明だという点があげられるであろう。スペイン中央政府がここにきて強硬になっている。スペインのラホイ首相はプッチデモン州首相が独立宣言をしたのかどうか明確にするよう求めている。

また、翌々週の26日に理事会を控えたECBの動向も注目であろう。市場は来年以降の出口戦略が打ち出されることをほぼ確実視している。ただ、その具体策に関しては期待以上に慎重な内容になるのではとの見方も出ている。

あと、FRB議長の人選も注目となる。先週に述べた通り、イエレン議長、パウエルFRB理事、ウォーシュ元FRB理事、テーラー教授、コーンNEC委員長のうちの1人になりそうだ。そのなかでも、パウエル氏とウォーシュ氏が有力候補になりつつある。

パウエル氏ならばドル安、ウォーシュ氏ならばドル高といった構図を市場は描いているようだが、過去の事例を見ても、FRB議長の後退で突然、政策変更が起こる可能性は小さいという点は指摘して置きたい。


ロイター

来週の外為市場
予想レンジ:111.00 - 113.50

来週のドルは下値リスクを警戒、北朝鮮情勢や日米経済対話などで

来週の外為市場では、ドル安/円高の基調トレンドが保たれそうだ。北朝鮮情勢が意識される中、週初から日米経済対話や、近々発表予定の米財務省為替報告書などもあり、ドルの下値余地が広がりやすい。ただ、株高が継続すれば円高の勢いがやや抑制される可能性もある。

「113円台はチャート的にも重くなっている。株高が継続すれば円高の勢いは抑制される可能性があるが、とはいえ、株とドル/円の相関は低下している。一方で、投機筋のロングは相当膨らんでおり、こうした買い持ちポジションの巻き戻しも警戒される」とトウキョウフォレックス上田ハーローの阪井勇蔵氏は語る。

直近のドルの高値は9月米雇用統計後につけた113.44円で当面の上値めどになりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡っては、決定が遅延するとの見方もあり、不透明感が漂っている。

北朝鮮の軍事的な挑発行動を巡っては、昨年10月15日にもミサイル発射していることや、5年に一度の中国共産党大会の初日の18日などが危険日とされている。

ユーロについては26日に欧州中央銀行(ECB)理事会と総裁会見が予定される。関係筋によると、次回理事会でECBは資産買入れの大幅減額と買入期間の9カ月延長について大筋で合意している。「理事会まではユーロの下値はサポートされそうだ」(国内銀)との意見が聞かれた。


岡三オンライン証券

武部力也の週間為替相場見通し
予想レンジ:110.90 - 113.50

米為替報告書(トランプ閻魔帳)に警戒する局面

■米財務省の為替報告書に警戒か
10月中旬において筆者が警戒するドル高抑制材料がひとつある。それは米財務省が連邦議会に提出する為替報告書の発表シーズン(4月・10月の年2回)であることだ。4月発表時はトランプ大統領が選挙公約に掲げていた貿易赤字削減の為、「為替操作国認定」をチラつかせて市場が警戒モードを強めたことは記憶に新しい。

主要貿易相手国・地域を対象にしたトランプ政権の閻魔帳である。もっとも、今回は北朝鮮問題を巡り、米国が求める圧力強化に協調して同盟関係を認識している日本にしてみれば、過度な警戒を抱いていないムードがある。

しかし、国際通貨基金(IMF)が7/28に公表した年次「対外セクター報告書」から、“ドルの実質実効為替レートは10-20%過大評価されている”、とのお墨付きを得ている事が意外と知られていない。公表の時間帯は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと伝わった頃であり、IMF報告書がスルーされた格好となっているのだ。

上値焦点は10/12高値112.535、1011高値112.60、10/10高値112.835。
超えれば10/6高値113.45、7/14高値113.58、週足ボリ+2σの113.91、7/12高値113.98、節目の114.00。
下値焦点は111円台後半推移の200日線維持意識で割れたら9/25-26安値圏111.49-46。日足一目雲上限&週足一目雲上限110.91-875を最終橋頭堡と推考。


私見

ドル円はひたすら頭が重く、一週間ジリ下げの展開となりました。しかしながら下値を掘っても必ず買い支えられ、底堅いといえば底堅い展開となりました。
対象的に、株は 21 年ぶりに 21,000 円を突破しています。買うタイミングとよほどダメな銘柄を買わなければ、すべての株に益が出ていることになるでしょう。
為替の方が難易度が高いですね…。

さて、ドル円ですが。
中長期のテクニカル的には日足 25 日移動平均線にタッチして終えており、ここで一旦反発をする展開をメインシナリオにしつつも、ややニュートラルのスタンスで望みたいところです。

予想 : 111.50 - 113.00
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ファンダメンタルズ FX: ドル円 週間予想とマーケットの見通し(2017年10月16日~20日)
ドル円 週間予想とマーケットの見通し(2017年10月16日~20日)
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