経済指標 08/17(月) 08:50 (日) 4 - 6 月 四半期実質国内総生産 21:30 (米) ニューヨーク連銀製造業景気指数 23:00 (米) 8 月 NAHB 住宅市場指数 29:00 (米) 6 月 対米証券投資 08/18(火) 21...
経済指標
08/17(月)
- 08:50 (日) 4 - 6 月 四半期実質国内総生産
- 21:30 (米) ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 23:00 (米) 8 月 NAHB 住宅市場指数
- 29:00 (米) 6 月 対米証券投資
08/18(火)
- 21:30 (米) 7 月 住宅着工件数
- 21:30 (米) 7 月 建設着工件数
08/19(水)
- 08:50 (日) 7 月 貿易統計(通関ベース)
- 21:30 (日) 7 月 消費者物価指数(CPI, CPI コア)
- 27:00 (米) FOMC 議事要旨
08/20(木)
- 23:00 (米) 8
月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数 - 23:00 (米) 7 月 中古住宅販売件数
- 23:00 (米) 7 月 景気先行指標総合指数
08/21(金)
重要な経済指標の発表なし。
予想レンジ
モーニングスター
123.00 - 126.00
4 - 6 月期 GDP に注目、予想は 3 四半期ぶりマイナス成長中国人民銀行が対ドルの基準値を大幅に切り下げたことでリスク回避姿勢が強まった。リスク回避先としてドルと円が選考されたため、目立った動きが出なかった。
まずは 17 日の日本の 4 - 6 月期実質 GDP に注目。結果次第では日銀の追加金融緩和に関する思惑が強く出るので注意。また、米国も高い注目度の経済指標が相次ぐ。
ロイター
123.50 - 125.50
ドル/円は底堅い、米経済指標好調なら125円台中国人民銀行によるドル売り介入報道でドル安となった場面でも 123 円後半で下げ止まったことから、下値の堅さが意識されている。125 円台は重いという相場観が市場で形成されつつあるが、良い指標が重なったり、要人から 9 月利上げに対してポジティブな発言が出てきたりすれば 125.28 円を上抜けしていく可能性もある。
フィスコ
123.00 - 127.50
ドルは堅調推移か、米経済指標良好ならば126円到達も引き続き米利上げの 9 月実施を見極める展開となりそうだ。経済指標が 9 月の利上げ実施を裏付けられる内容なら、ドルの上値を追う展開となる。
FOMC 議事要旨では、「中間派」「ハト派」メンバーの発言が注目される。
Klug
122.80 - 125.00
不安定さからドル売りがもうしばらく続く可能性も原油の下値模索が続いている。FRB の二大責務である「インフレ」と「雇用最大化」のうち、雇用に関しては利上げを十分裏付けているものの、インフレに関しては不透明だ。原油がさらに下落するようであれば、各国中銀のインフレ見通しも修正せざるを得なくなるだろう。
中国や原油、米株は引き続き不安定な動きが予想される。やや下向きに調整の可能性も考慮。
私見
9 月利上げの可能性に関しては、先物の値段から逆算した確率を公表している CME FedWatch によると、中国の人民元切り下げから急速に 9 月利上げの可能性が低下している模様。ただ、中国の問題に関しては確かに市場の不安要素として以前残るものの、影響は限定的だと思われる。米国の経済指標次第では、再度 125 円台を試す展開となる可能性は高いのではないか。
逆に経済指標が弱かった場合はどうだろう。足下では 123 円台後半をサポートしているものの、123 円台前半までは下げる余地があるようにも思う。しかし、それ以上の円高へは、突発的なイベントがなければ進まないとも思う。中国の人民元切り下げに関しても、すでに連続で行っていることから市場参加者のメンタル的な部分に「免疫」ができてきたように見えるからだ。