経済指標 07/13(月) (中)6 月 貿易収支 07/14(火) 21:30(米) 6 月 小売売上高 07/15(水) (日) 日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁定例記者会見 11:00(中) 6 月 小売売上高 21:30(米)7 月 ニ...
経済指標
07/13(月)
- (中)6 月 貿易収支
07/14(火)
- 21:30(米)6 月 小売売上高
07/15(水)
- (日)日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁定例記者会見
- 11:00(中)6 月 小売売上高
- 21:30(米)7 月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 21:30(米)6 月 卸売物価指数
- 22:15(米)6 月 鉱工業生産
- 23:00(米)イエレン FRB 議長 発言
07/16(木)
- 20:45(欧)ECB 政策金利
- 23:00(米)7 月 NAHB 住宅市場指数
- 27:30(米)イエレン FRB 議長 発言
07/17(金)
- 21:30(米)6 月 消費者物価指数(CPI, CPI コア)
- 21:30(米)6 月 住宅着工件数
予想レンジ
モーニングスター
121.00 - 123.50
ギリシャ・中国問題。ギリシャ情勢については、支援が決まれば素直にリスクオン。仮に支援が決まらなくても、ギリシャのユーロ離脱が決定するわけではなく、極端なリスク回避とはならない可能性もある。
中国については、4 - 6 月実質 GDP が弱いようであれば、株価下落が再燃する可能性があり、極端なリスクオンにならないのではないか。
ロイター
120.00 - 123.50
ギリシャ情勢、中国株、米利上げ見通しの 3 大テーマから、突発的な円高に警戒する展開となりそうだ。ギリシャ情勢は、市場の織り込みについて期待先行の感があるため警戒感も根強い。
中国は、 15 日に発表される 4 - 6 月実質 GDP の発表を控えており、 成長目標の 7.0% や、市場予想の 6.9% を下回るようなら市場のリスク回避姿勢が強まる可能性がある。
米利上げ時期については、市場の見通しが後ずれしたり、9 月 12 月の 年内 2 回の利上げ回数の見通しが後退するようならドル円は下方向に傾きやすい。
フィスコ
121.50 - 124.50
底堅い動き。ドル買い・円売りの流れが一変する状況にはなっていない。弱気としては、中国経済の先行き不安が払拭されていない状況を指摘。121 円台で下げ渋るものと予想される。
三菱東京 UFJ 銀行
120.00 - 123.00
リスクリバーサルは既に低下が始まっており、ギリシャ・中国問題がなくとも、円買い需要が強い。無条件で円安が続くわけではない。米国の利上げについては 15 日と 16 日に予定されているイエレン FRB 議長の発言に注目。ただし、FOMC が掲げる利上げ開始条件は満たされていないことから、ドル円の上昇が抑えられるのではないか。
私見
今週も週明けはギリシャ情勢によって市場が左右されそうだ。ただ、現時点でもかなり織り込まれている感があり、素直に合意に至った場合でも、15 日の中国の 4-6 月期 GDP が控えているため、不安定な動きとなりそうだ。イエレン FRB 議長の発言については、FOMC が掲げる「労働市場の一段の改善」と「目標(2%)に向かって物価が上昇していくという合理的な確証」が満たされているとは考えにくく、引き続きこの点の状況説明に終始するハト派的な発言になると予想。その際、仮に期待感からドル円相場が加熱していた場合には、冷や水を浴びせられる動きにも警戒したい。
いずれにせよ、常にリスクオフの円高になる可能性があるため、動向を注視したい。